Nam

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4/8/2026, 2:20:34 AM

お題:沈む夕日 ※詩

沈む夕日を掴んだら、途端に散らばる百合の花
橙に染まった現実に、白い花弁がぱらぱら落ちる
手に残るそれは、生きものの質感
いともたやすく壊れたそれは、生きたものの質感

私は恋をしていました

4/7/2026, 2:32:35 AM

お題:君の目を見つめると ※詩

君の目を見つめると夜が灯る
私はただ静かに眺めていただけだったのに
君の目を見つめると暗闇は逃げる
無意識に撫でた手首には君からもらった革ベルトの時計
君の目を見つめると朝はたちまち凍りつく
許してほしい、ただ一時でも君と目を合わせたいと思った私を
君の目を見つめると視界から光が失せていく
無数の蛇に覆われた、私を見下ろす君の顔はただ石を見つめるかのように無機質だった

2/24/2026, 12:35:34 AM

お題:Love you

※SSプロット

頻繁に外へ連れ出してくれる友人に「恋人とかいないのか?」と聞いてしまうこと。

突然「恋人とかいないのか?」と聞いてくる友人に、つい苦笑い向けてしまうこと。

2/21/2026, 8:44:38 AM

お題:同情 ※短歌

同情に粗塩かけて喰つたらば舌に居残る寒空の下

2/19/2026, 4:58:13 PM

お題:枯葉

道の端に溜まった枯葉の上をわざと、歩いていた。テレビの怪獣みたいに大股で、一歩ずつ。掘り出したてのジャガイモみたいな色たちを踏み締めると、ランドセルが背中できいと音を立てた。

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