北海道には梅雨がないは嘘。
蝦夷梅雨ってのがあります。
最近は長くなってきて、エアコンがないマンションもアパートも多い北海道だから、大変なところもあります。
今はカラッと晴れていますが、もう少ししたら、雨が降ってくるのですね。
斎藤一人さんはこう言います。恵みの雨だね。雨降って字固まるだね。
雨を嫌うのは天からの恵みを嫌うこと。
水って本当に大切な存在。水は浄化作用があって、半年というタイミングで、体も心も自然界も浄化が起こるのですね。
日本って本当に恵まれている国ですね。
雨なんて嫌いだ。そう言った君の方が嫌いだ。
雨は大地を潤して、人の心まで浄化してくれる。
作物を育てて、水出てきている僕たちを守ってくれているのに。
だから、だからさ、レインブーツを買ってお気に入りの傘で出かけようよ。
君の心を晴れにしてくれるものは揃っているんだからさ。
だから…だからさ、ただ君とどこかへ行きたいって僕の気持ちを分かってよ。
雨なんて、なんて言ってないで、僕と出かけたいって、言ってよ。
僕は、君となら雨の晴れ間に虹を見つけることだって出来るって、信じているんだから。
きっと気づいていた。まだ動けないって。
傷だって癒えてきた。平和だし、皆んなは幸せそう。
他の事は私にはもったいないくらい幸せだと思います。
でも彼のことだけが、私の中で不動の如く、心が離れないのです。
だから自分の気持ちを無視して、走った。怖かった。置いてけぼりになるのが。自分の気持ちなから目を逸らすように笑って、大丈夫。って言っていた。
だから無視をして気づいたらひとりぼっちだった。
置いてきちゃった!どこにいるの?私はそこにいなかった。
私は必死に走った。逃げた場所へ戻った。どこ?ここかな?私はどこにいるんだろう?こんなことになるなら、逃げなければ良かった。
本当の私は、ちゃんと私の守ってくれていたあの人と、一緒に空を見て笑っていた。
泣いていたのは私だけなのね。
守ってくれたあの人は私を見て笑って消えていった。
私は私に抱きついて、言った。寂しかったでしょ。大丈夫だよ。
私は、私と離れて寂しかったのは、私だけだったと知った。そして私を抱きしめて泣いたんだ。
もう逃げないよ。
一緒に行こう。誰かと比べてもしょうがない。
手を離さないよ。
ポカリと空いた穴は不思議と埋まっていった。
空が青い。風が気持ちいい。私は笑えた。
花は笑っている。雲も木々も優しく私を守ってれている。
次の恋はきっともっといい恋。
私はまだ残ってる傷跡を見てこの傷が私らしいと、心から思えたんだ。
ごめんね。って謝ったら、もう忘れる。自分を責めない。
皆んなは許してくれる。そう思う。間違うことがない人なんていない。
みんなの優しい顔が浮かんで、涙が出てきた。
ごめんね。ありがとう。許してくれて。
月は優しく照らしてくれる。君はいつもがんばってるねって。だから無理しなくて良いんだよ。
私たちは大きな何かに包まれて優しい世界にいるんだって月は教えてくれている。
だって暗闇でもあんなに美しい世界があるんだって月は言っているようでしょ。
泣いてばかりでもいいの。
弱くてもいいの。
きっと心がどんどん優しくなって、人の気持ちに寄り添えるような素敵な女性になれる。
私は、今の自分が好きだよ。それは月のおかげでもある。月に願っても叶わないよ。そんな風に思っていたって月は優しく私を照らしてくれていた。
大丈夫。無理しなくても。
笑えなくてイライラしちゃったり、臆病でずっと布団から出られなくても。
泣き出して、一人だって思っていたって。
私はそんな自分がそんな過去が、今の私のこんなに好きな私に繋がっているって、思っています。
そして、月は、そんな私に私らしく生きていいよって言ってくれた。
月の願いは、優しく叶う。
月のまわりには何かふわふわした命が私たちを見守ってくれている。
大丈夫だよ。月に願ってみよう。やってみよう。信じれなくても、怖くても、月は私たちの味方だよ。