"LaLaLa GoodBye"
煩わしい全てに耳を塞いで、さよならと言えたらいいのに。
まぁ実際には耳を塞ぐことは許されなかったし、
ラララと歌って声を掻き消すことも出来なかったんだけれども。
*
『I'm covering my ears like a kid
When your words mean nothing, I go la la la
I'm turning up the volume when you speak
'Cause if my heart can't stop it,
I find a way to block it, I go
La La La(feat. Sam Smith)
by Naughty Boy』
この曲を思い出した。
もう十二年前の曲かー。
知ってる人いるのかなぁ。
"どこまでも"
過去はどこまでも追いかけてくる。
背後にぴったりと張り付いて、
足を引く瞬間を虎視眈々と狙っている。
こう書くと、なんか動物みたいだよね。
猫っぽい形のものなら歓迎してしまうかもしれない。
"未知の交差点"
未知と未知が交差するとき、
そこには既知が生じる……はずはなく、
新しい何かが生まれる……わけでもなく、
ただ混迷を極めた事態に状況が渋滞するだけだ。
分からない人間が何人集まっても結局問題は解決しないんだから、素直に知っている人間を頼ろうぜ。
そして少しでも早くこの空転する議論のループから抜け出すんだ。
要するに、何が言いたいかというと。
早く会議終わらないかなぁ。
進展のない状況は滅茶苦茶眠いです、議長。
"一輪のコスモス"
恩師が定年退職なさるということで、記念の集まりに顔を出した際。
取り巻きを連れた、なんとなく見覚えがあるような人に絡まれた。
"同期とはいえ、俺たちが桜だとしたらお前は秋桜だな。同じ桜と名のつくものでも、全然違う"
同期の桜(同級生)として一括りに扱われてるけどお前だけ異質なんだよ、平気な顔して混ざってんじゃねえよ、て感じのことを言いたかったんだと思う。
内容自体はどうでも良かったけど、オシャレな言い方をするなぁと感心した。
詩人になったら?と返したら、顔を真っ赤にして怒っていたっけ。
名前を聞いたら更に怒って、結局名乗らず去ってしまった。
背後で笑い転げていた恩師はもちろん教えてくれなかったし。元々参加を断っていた僕を無理に呼びつけたのは貴方でしょうに、フォローくらいして下さいよ。
"秋恋"
fallとfall in loveか。
fallの"秋"という意味は fall of the leaf(落葉)からきているらしいから、どっちも落ちるというニュアンス。
秋をあらわす言葉はいくつかあり、一般的にfallはアメリカ英語、autumnはイギリス英語といわれている。
個人的にはfallは茶系、autumnはこっくりした赤やオレンジ、ついでにharvestは麦や銀杏の黄色のイメージだなぁ。