3/21/2025, 3:25:19 PM
"君と見た景色"
しんしんと積もる雪だったり。
ぱたぱた、ざあざあと降る雨だったり。
あるいは、雲ひとつなくカラッと晴れ渡った青空だったり。
同じ場所、何気ない景色でも、その時々によって色が変わる。
外を眺めて、飲み物片手に、貴女とちょっとした事を報告し合うのが日課だった。
貴女と見た景色は、今も変わらずここにある。
3/20/2025, 2:21:42 PM
"手を繋いで"
遠い昔、手を繋ぐあの人を見上げて。
なんでこの人は僕を殺してくれないのかな、と
ずっとそう思っていた。
時折向けられる視線の中には、確かに息を呑むほど鮮烈な憎悪が宿っていたのに。
あの人は僕に何を望んでいたんだろう。
今になっても分からないや。
3/19/2025, 3:10:45 PM
"どこ?"
いつだって、自分を捨てられる場所を探している。
どうして此処なのだろう。
どうして此処でなければならなかったのだろう。
時々、息が詰まりそうになる。
自分はどうして、この水槽のような場所からどこにも行けないのだろうか。
望んでいたわけじゃない。
けれど、どうしても。
どうしようもなく、生きていることが息苦しかった。
救いはあるのかもしれない。
でもそれは、明るい光の下では決してない。
深く、昏い、水の底だ。
3/18/2025, 1:02:00 PM
"大好き"
大好き、ねぇ…。
人によっては呪いの言葉だな。
3/17/2025, 11:24:09 PM
"叶わぬ夢"
何も見たくない。
何も話したくない。
何も考えず、ただ静かに眠りたい。
生きている限り、叶わぬ夢だ。