カナサチル

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10/16/2025, 5:48:57 AM

「なあ、愛と恋って引いたらどうなるんだ?」
「え、どうした唐突にさ(笑)しかも、男の俺に聞く?」

笑いながら悠斗が返す。

「俺じゃなく、彼女に聞いてみたらどうなんだよ(笑)」
と言いながら、大輝の肩をバシバシと叩く
周囲から見れば、仲のいい男友達同士が、じゃれ合いだ。

大輝は一瞬眉をひそめて言った。
大「確かにそうだな…、けどそれ言ったら彼女に変に思われるだろ?それだけは、勘弁なんだよなぁ。」
悠「はあ、彼女がいるってだけで、羨ましいのに、贅沢な悩みだなあ〜」
大「いやいや、こっちは真剣なんだよ!まったく、。悠斗ならそういう話好きそうだからさ、聞いたのに」
悠「まあまあ、落ち着けって、笑ってごめんって。からかっただけだよ。」
少しふざけた様子だった、表情がキリッとそして大人びた真剣な顔付きになった。

悠「つまりは、愛から恋を引いたら何が残るかって、話だろ?深く考えなくても、分かるだろうけどな」
大「なんだよ、勿体ぶらないで話してくれよ。」
真剣な眼差しで見つめてくる、大輝。
悠「愛から恋愛の恋を引いたらさ、それは友達でしょ。」
言いながら前を歩く悠斗だったがふいに後ろを向いて
「まあ、または顔見知りか」

キリッとした表情になっていたかと思えば、振り向いてケロッと話した。その落差が妙に可笑しかった。

大「そうか、友達ならまだしも、顔見知り……は考えたくもない程に辛いなそれは。」
悠「どうして、それを?」
大「ん?ああ、言ってなかったか」
至って真面目な顔で
「夢でな彼女に言われたからだよ」

と言い放ったのが、ツボに入ったのか笑い転げる悠斗

悠斗さ「おまw マジで言ってる?(笑)」
ケラケラ笑う悠斗
「いや、真剣な面持ちで聞いてきて、彼女のことを気にしてたから、てっきりなにか言われたかと思ったら、まさかの夢オチか(笑)」
大「悪かったな、夢の話で!! そのせいで、朝からずっと悩んでたんだよ。これ、振られるとかの正夢とかだったら…ってずっと考えてたから」

・・・
仲睦まじい男子学生が歩いてる風景であった。

【 愛-恋=? 】

10/3/2025, 7:18:49 AM


『 遠い足音 』

9/4/2025, 1:34:04 PM

…あの日、あの時…………
私はどうして、言えなかったのだろう

今も時折ふと思い出し、言葉に言い表せない、心がチクッともズゥンって重くなるような感覚になってしまう。
もし、言えてたら

少しは……いや、だいぶ変わってたかな
「 好き 」って気持ちを

言い出せなかった「 」

8/27/2025, 2:15:42 PM

「ねえ、ごめんなさい。
あの時、貰ったネックレス……無くしてしまったかも。。」
そう嘆く彼女。

男は言った。
「え、、無くしてしまったのか。。」
驚きと哀しみを隠せずに、声の調子で分かるくらいの声が出てしまった。
無理もない、交際二年目でサプライズとして渡したネックレスだったのだから。
「けど、無いならないでいいよ、。
哀しいけれど、俺は君の事が好きなのは変わらないから気持ちは変わらないよ」

泣いてる彼女を抱擁しようと、ソファーに腰掛けてた身体を起こそうとしたら、なにか変な感触がおきた。ソファーの隙間に手が入ったらしく、そこに感じないであろうザラザラした感触がしたのだ。
恐る恐る、まさぐってみると無くしていたと思っていた、大事なネックレスがそこにはあった。

彼の手にネックレスが光った瞬間、彼女の涙は安堵の雫へと変わった。
大切なものは、遠くへ行かなくても
すぐそばに――【 ここにある 】のだと。

【 ここにある 】

8/6/2025, 10:28:35 AM

青空のもと、何処からともなく
フワフワぽよぽよと、シャボン玉の泡が風に乗って漂ってきた。

「 あーぁ、私もあんな風に自由にフワフワしてたいな 」

そんな声が、まるで近くで聞こえてきた様な気がする。

【 泡になりたい 】

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