「なあ、愛と恋って引いたらどうなるんだ?」
「え、どうした唐突にさ(笑)しかも、男の俺に聞く?」
笑いながら悠斗が返す。
「俺じゃなく、彼女に聞いてみたらどうなんだよ(笑)」
と言いながら、大輝の肩をバシバシと叩く
周囲から見れば、仲のいい男友達同士が、じゃれ合いだ。
大輝は一瞬眉をひそめて言った。
大「確かにそうだな…、けどそれ言ったら彼女に変に思われるだろ?それだけは、勘弁なんだよなぁ。」
悠「はあ、彼女がいるってだけで、羨ましいのに、贅沢な悩みだなあ〜」
大「いやいや、こっちは真剣なんだよ!まったく、。悠斗ならそういう話好きそうだからさ、聞いたのに」
悠「まあまあ、落ち着けって、笑ってごめんって。からかっただけだよ。」
少しふざけた様子だった、表情がキリッとそして大人びた真剣な顔付きになった。
悠「つまりは、愛から恋を引いたら何が残るかって、話だろ?深く考えなくても、分かるだろうけどな」
大「なんだよ、勿体ぶらないで話してくれよ。」
真剣な眼差しで見つめてくる、大輝。
悠「愛から恋愛の恋を引いたらさ、それは友達でしょ。」
言いながら前を歩く悠斗だったがふいに後ろを向いて
「まあ、または顔見知りか」
キリッとした表情になっていたかと思えば、振り向いてケロッと話した。その落差が妙に可笑しかった。
大「そうか、友達ならまだしも、顔見知り……は考えたくもない程に辛いなそれは。」
悠「どうして、それを?」
大「ん?ああ、言ってなかったか」
至って真面目な顔で
「夢でな彼女に言われたからだよ」
と言い放ったのが、ツボに入ったのか笑い転げる悠斗
悠斗さ「おまw マジで言ってる?(笑)」
ケラケラ笑う悠斗
「いや、真剣な面持ちで聞いてきて、彼女のことを気にしてたから、てっきりなにか言われたかと思ったら、まさかの夢オチか(笑)」
大「悪かったな、夢の話で!! そのせいで、朝からずっと悩んでたんだよ。これ、振られるとかの正夢とかだったら…ってずっと考えてたから」
・・・
仲睦まじい男子学生が歩いてる風景であった。
【 愛-恋=? 】
10/16/2025, 5:48:57 AM