「失われた時間」は
取り戻すことは出来ない
だからこそ今を
一生懸命生きるんだ

昔は今みたいにしがらみもなく
皆とわいわい
遊んでる毎日だった
昔はあんなに早く
大人になりたいとか
思っていたのに
今は「子供のままで」
いたかった
何も考えなくてよかった
あの時に戻りたい

「一年後」の私へ
とにかく元気でいてください
どんなに辛くても一生懸命
頑張ってください
でも、本当に無理だと思ったら
ゆっくり休むこと

「明日世界が終わるなら」
そうだなぁ、私は特別な事はせず
いつも通り過ごして
この人生に
終止符をうちたい
特別な事をしないと
いけないと思う人も
いるかもしれない
だがね、
いつも通り過ごせていることは
決して
当たり前ではなく
特別な事なんだよ

やっぱりここも変わらないな
今GWで休みなので
いい機会だと思い
地元に帰った
10年近く帰っていなかったから
随分変わっていると思っていたが
私がいたときにあった店が
まだある
時が経っても変わらないものは
変わらないんだな
だが
あそこはさすがにないだろうな
昔、私には好きな人がいた
その人と放課後
古風な喫茶店に行くのが
日課と言っていいほど
よく行っていた
あの頃を思えば
呑気なものだな
あ、もうそろそろだ
たしかここなはず
もうさすがにその店はなかった
そうだよな、
ここの店主も随分歳をとっていたし
ここだけの話だが
私はいつも好きな人と
ここに来た時
いつもコーヒーを頼んで
飲んでいた
だが私はコーヒーが苦手だった
なのに何故飲んでいたかって？
コーヒーを飲める人は大人という
イメージがあったからだ
だから、苦手でもコーヒーを
頼み、飲んでいた
今思えばコーヒーが飲める=大人
って言うわけではないなと思う
でも「君と出逢って」
いなかったら
あの苦い味を高校生の時に
経験することはなかっただろう
あの時は苦手だったコーヒーも
今は美味しいと思えるようになった
私にとってコーヒーは高校生活を
象徴するものとなった