またこの時期がやってきた
私にとって一番嫌な季節と言っていい
日差しが眩しく照りつけられ
ほとんどの人が顔から
大量の汗を垂らす
夏だ
いつも学校とかにいると
聞こえてくる
あの音が
ﾐｰｰミーンミーン
この蝉の鳴き声を聞いた時ほど
絶望するものは他にない
あぁ
どんな時でも
「耳を澄ますと」
この音が聞こえてくる

ぉ...さん、ぉ...さん
ねぇお父さん！
あ、ごめんごめん
外ずっとみてどうしたの？
いや、ちょっとな、
昔をちょっと思い出してな
ふーん、そうなんだ
(あぁ、未だに忘れられない思い出、
君は今どこにいるんだろうか、
今の私には君を探し出すことはできない
悔しいと思うこともあったが
今はそれも運命と思って
受け入れている
もしかしたらもうここにはいないのかもな
君には伝えることはできないけど
僕はまだ「二人だけの秘密」を守ってるよ)
○○後悔しないように生きるんだよ

昔は一人でも生きていけると思ってた
自分で何でもこなすことができた
相手に頼るということもなかった
だけど、そのせいか
人に頼る方法を忘れた
そんな時に
君に出会った
今思えば
君は私にとって
ヒーローであり
大切な人だ
だけどね
そんなに
「優しくしないで」
いつか君がいなくなった時
怖いんだ
一人になるのが
昔は一人でも生きていけると思ってた
だけど君に出会って
一人で出来ないこともあるって
分かった
だからこそ
君がいなくなったら
私は一人だ

「カラフル」
あなたには
それが何色に見えますか

ああ、
なんて心地の良い風なんだ
こここそ
私の求めていた
「楽園」だ！！！！！

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楽園というものは決して一つではないです
そして、
楽園というものは
手に入れてしまえば
それ以上のことは
ないのです