キャンドルの炎みたいに
ゆらゆら揺れる心の内に
消えてしまわないように
優しく抱きしめていてね
まだ青くて小さいけれど
確かに存在していること
忘れないでいてね夜空は
いつのまにか色を変えて
希望の香りがしてる夢の
続きは光に満ち溢れてる
おはよう今日も朝が来た
そのままのキミがいいよ
『静かな情熱』
心臓がとくんとなった
雨音に溶けてゆく光は
部屋の片隅に青いまま
眠れない私は猫になる
身体を小さく丸くして
布団を被る夜空色の月
寂しいんだ分かってる
声を上げて泣きたいの
静寂に告げるサヨナラ
キミからもらった宝物
煌めくよひとつひとつ
忘れないずっとずっと
『小さな幸せ』
思い煩うことなかれ
第二の矢第三の矢は
受けなくともよいと
聞こえた朝の光の中
困難は神様の贈り物
乗り越えた先にある
心の色は晴れやかに
痛いの痛いの遠くの
おやまへ飛んでゆけ
今日もきっと良い日
明日もきっと良い日
未来はいつも明るい
疲れたらそっとおやすみ夢の中
探す赤い花を世界は銀色雪の中
あるわけないと決めたのだあれ
無駄だと思われているその中に
隠されてる秘密を見つけたいの
あたたかな体温を宿している蕾
透明が映し出した地球の片隅に
私は舞う蝶になって風になって
『ひらり』
忘れてはいけないこと
決意を胸に秘めたこと
春の風が柔らかに吹く
旅立ちの日は穏やかに
私は思い出すであろう
希望に溢れていた姿を
共に歩んできた軌跡を
空の青は繋がっている
どこまでもどこまでも
『芽吹きのとき』