雲に隠れたお月さま
見えないけれどある
輝いている遠く近く
心の奥で揺れている
波音は静謐を讃えて
あなたとわたしの間
繋いで流れる時の砂
陽だまりを夢見てる
春を待つ花のように
『ひそかな想い』
風が教えてくれたのは、
桜の花びらの柔らかさ
新緑の揺れる葉の音色
山々を彩る精霊の踊り
降り積もる雪は静かに
青い星に舞い降りた光
ひとりでは小さくとも
ひとつとなれ変化する
あなたも私も生命の源
風が教えてくれたのは
風が教えてくれたのは、
『手紙の行方』
太陽の鼓動を聴いた
流れるようなリズム
おはよう生きている
カサブランカの芳香
深く息をする薄桃色
優しいキミの心の中
秘めている煌めきは
表現したがっている
小さな好きを重ねて
大きくするそれだけ
満ちてゆく陽は昇る
たましいの夜明けだ
『輝き』
誰かと比べてみることは
誰もが経験することです
自分を奮い立たせるなら
いつもそうしてたらいい
嫉妬や妬みになるのなら
いつかやめたほうがいい
自分に用意された舞台は
皆それぞれにあるのです
おやすみとおはようの間
キミが浮かぶ心に揺れる
そっと口づけ空に投げる
瞬いているかすかな音に
耳を傾けて眠る子守り歌
しあわせであるようにと
いつまでも続くようにと
『星に願って』