ふわりと吹く風
木々を揺らして
ヤドリギの緑色
オーナメントは
聖なる夜の彩り
世界の片隅には
キミへの贈り物
悲しみは預けて
機嫌良く過ごす
昨日より今日を
丁寧に暮らそう
ここから始まる
ここから始める
『終わらせないで』
わたしの中を通り過ぎた風
記憶を呼び覚ましたのは誰
水晶のような透明の向こう
陽だまりの温度を感じてる
偽りなんてひとつもなくて
存在していたのはあなたの
真っ直ぐな瞳に映るわたし
誰も知らないふたりだけの
『愛情』
陽のひかりは清浄をもたらす
豊穣には誰かの祈り陰にあり
来る日も来る日も安寧を祈る
今思いを馳せているのは何か
小さな鳥も真似すれば鳳凰に
なるのではないか天は照らす
心を映す和を以て貴しと為す
美しい世界へと澄んだ心へと
『太陽の下で』
夢の続きを探していた
アイシテルのは君だけ
言葉の端がほつれてる
気付かないフリをした
あの時もしも、なんて
生温い風が通り過ぎる
モスグリーンはキミの
好きな色だよ一度しか
着てくれなかったけど
『セーター』
昨日の自分を越えてゆく
キライよりスキを増やす
眠れない夜に数えるのは
ヒツジよりも喜びがいい
気分が運を左右するなら
ご機嫌で過ごしてみよう
人に優しく自分にもっと
優しくしよう許可を出す
毎日よく頑張っているよ
誰かの称賛を求めるより
自分を信頼する方がいい
落ちたのなら上がるだけ
昨日の自分を越えてゆけ