風見鶏が北を向いた
カラカラと鳴いた夜
時の悪戯キラキラと
星の瞬きまたいつか
会えるよと揺れる月
魔法は解けたはるか
彼方にあるサヨナラ
きっとねきっとだよ
『すれ違い』
その経験は自身への警告か
これから出会う誰かの為に
役に立つことかもしれない
忘れたいと思うその先には
何が見えるのだろうか何故
そう思うのだろうか答えを
探す見つけたら案外にすぐ
忘れてしまうのではないか
感情と繋がってる記憶の扉
遥か遠くにある旅の始まり
『忘れたくても忘れられない』
満たされない思いがある時はね
食生活を見直してみたらいいよ
お米を研いでお味噌汁を作って
続けてみると分かるよゆっくり
時間をかけて味わってごらんよ
身体も心も変化してゆくよ必ず
疲れたら休むことも忘れないで
飛び立つ為に大切なことだから
『高く高く』
散りばめられた
スパンコールが
深い海にする夜
あの美しい光が
心を擽るのです
少しだけ開く扉
大切にしている
宝石箱は永遠に
さあ涙を拭いて
幾千もの物語を
繋いでひとつに
朝は新しい光が
心に宿るのです
どんなときにも
『カーテン』
水鏡の前に立つ姿
時計を気にする人
天気を気にする人
仕えて事を為して
心は何処に置いた
時を刻んだ身体は
休息を忘れている
すぅっとやるんだ
言葉が沁み込んだ
秋に降る雨の音は
金色に輝いていた
『束の間の休息』