キミの頬の生毛の
金色の光は夕暮れ
果物から滴る甘い
蜜に誘われた夏の
終わりのはじまり
それが恋だなんて
まだ気づいてない
時が止まればいい
遠回りした帰り道
『些細なことでも』
暗闇に染まる月
そっとおやすみ
期待と不安の間
ゆらり揺られて
忘れていたんだ
あなたの優しさ
あなたの厳しさ
泣きたくなって
思い出したんだ
見えないけれど
輝く月のように
『心の灯火』
陽のあたるところ
影のできるところ
僕らの最終地点は
愛へ向かっている
地球に生を受けて
経験したいことは
其々に持っている
他と比較するのは
ナンセンスなこと
精神性の成熟度は
外側から見えない
立ち止まり悩んで
助けられて涙して
どんな時も感じて
今を見つけること
探している答えは
感情に隠されてる
僕らの美しい星が
光を取り戻すよう
僕らの美しい心に
誰もが気付くよう
風に乗って運ばれた香りは
記憶の扉を開けた少しだけ
あなたを探した雑踏の中に
いるはずはない分かってる
閉じ込めていたわたしの心
愛を探していたわたしの瞳
まだ幼かった二人の出会い
誰かが囁く言葉は要らない
ただ真実をみたいそれだけ
欲望が溢れているこの街は
あなただけいないこの街は
『香水』
雪の降る静かな夜
玄関のチャイムが
鳴ったゆっくりと
インターホン越し
君の声が聞こえた
姿は見えなかった
急用ができたかと
慌てて扉を開けた
メリークリスマス
サンタ帽を被って
ヒゲも生えてたよ
リボンをむすんだ
クッキーは手作り
君のサプライズは
唯一大好きだった
『突然の君の訪問。』