わたしを見つけなさい
あなたに吹く風の中に
静かに咲いた花の中に
今日出会った人の中に
わたしを見つけなさい
あなたの心に存在する
最善な答えがわたしだ
夢を見た覚めない夢を
窓の外には雨が降る音
わたしの心を濡らす音
夜の雨が囁いた子守歌
今はただ眠りたいだけ
わたしはまた夢を見る
あなたの側で眠る夢を
いつか蒔いた小さな種が
この星のどこかで咲いた
見えない所で実をつけた
もう忘れてしまったかい
遥か遠い日のことだから
善悪の実を知るキミのみ
心は正直だ天は見ていた
巡り巡るどこまでも続く
どんな言葉を使ってるの
どんな思いで生きてるの
朝が訪れる太陽は照らす
今日を過ごす誰の為に?
『誰かのためになるならば』
早く早くと急かされる
心の中で指折り数えた
此処に自由はあるかい
まだちいさな鳥たちよ
まだ飛べない鳥たちよ
辛抱と忍耐の違いとは
其処に目標はあるかい
絵の具のあの色この色
混ぜてごらん広がるよ
自分にだけ見える色だ
未来を描いている色だ
まだちいさな鳥たちよ
まだ飛べない鳥たちよ
瞳の中に何を見てるの
その美しい澄んだ心で
『鳥かご』
それは恋にも少し似ていた
キミとの間に芽生えたモノ
時を駆け抜けた爽やかな青
雨上がりの空みたいな輝き
キミはボクでボクはキミで
境界線が見えないくらいに
蜃気楼が見えたんだあの日
小さなことが大きくなった
分かってあげれないなんて
傲慢な考えのひとつなんだ
分かって欲しいんだなんて
期待は破壊の道へ進むんだ
ボクはいつも考え過ぎてる
何も考えてないフリをして
真夜中シーグラスを探して
『友情』
私は何かと尋ねる時
確かに存在していた
強く吹く向かい風に
負けるもんかと鳴く
揺れていたあの日に
咲いていた私は星に
ひとつ願いをかけた
幸せを教えて下さい
喜びを教えて下さい
天ばかりを見ていた
ぽつりと降った雨は
優しく濡らした私を
ひとりではなかった
それは足元にあった
大地と繋がっていた
『花咲いて』