香音

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7/13/2024, 8:01:29 PM


        君が泣いた夜のこと
        あの丘の花が咲いた
        幾つもの星が流れた
        誰かが祈った願い星
        人生は続いてゆくよ
        たったひとつの物語
        繋いで生まれてきた
        頁をめくる優しくね
        この星で見る景色は
        どんな色をしてるの
        あの丘の花が揺れた
        君が種を蒔いている
        大きな木が見ている
               

        『優越感、劣等感』

7/12/2024, 10:56:28 PM

        
       さらさらと流れている
       両手で掬う澄んでいる
       枯れてはいないようだ
       濁ってはいないようだ
       魂の鍛錬はどこまでも
       天から差し込む光には
       影はないどこにもない
       世界が違えば闇となる
       迷いがあれば天を仰ぐ
       悩みがあれば風を呼ぶ
       心の感覚を研ぎ澄ます
       ケイシーの福音が舞う
       あなたに届くようにと
          
       
        『これまでずっと』

7/10/2024, 8:20:50 PM


      行動の基準はシンプルでいい
      行きたいか行きたくないのか
      自分自身の思いだけなら即決
      脳内はあれやこれやと考える
      人を集めたいであろう誰かの
      仕事のひとつサクラになった
      わたしは花なのだ咲いている
      好きではないことに使う時間
      枯れ始めたのは思いの外早く
      もうそろそろ時間だよと囁く
      行きたいか行きたくないのか
      やりたいかやりたくないのか
      自分の身体と心を大切にする
      優先順位を明確にするといい
      いままでとこれからの生き方
      自分が見たい景色を選択して

      
           『目が覚めると』

7/9/2024, 7:01:48 PM


        待ち合わせの場所
        白い石を選びがち
        約束の時間よりも
        早くに到着をして
        辺りをぶらりする
        そんな時間が好き
        待たせるより待つ
        心の片隅にいつも
        おかげさまの言葉       
        優しい響きが好き
        当たり前はなくて
        きっと奇跡の連続
        いやもしかしたら
        当たり前の裏側に
        何かがありそうだ
        朝食の目玉焼きに
        違う調味料を選ぶ
        とりあえずソース
        そこから始めよう 

                                   
        『私の当たり前』

7/8/2024, 8:35:44 PM


         夜が降りる
         月が満ちる
         橙の照らす
         光は優しく
         気をつけて
         おかえりよ
         海が広がる         
         空に泳ぐ鯨
         地上にある
         宝石箱の色
         星を探して
         夜を越えて
         おやすみよ
         おやすみよ
               
         
        『街の明かり』

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