自分の最も神聖な部分
心の奥深くに旅をする
柔らかな心と力強い心
私ひとりでは見えない
はじまりはいつの時も
再会の香りがしている
呼吸が地球に着地する
照らしているのは光り
わたしを映す陽の光り
瞳の奥深くに記憶する
ありがとう夜が明ける
夏の終わり冬の始まり
『あなたがいたから』
左耳で聞くキミの声
身体の中を巡り巡る
雨音と競い合う心音
至近距離は苦手なの
人見知り発動中です
送ってくれた帰り道
キミにありがとうを
伝えられないままに
青い季節に雨が降る
隣で傘を差し出した
あの日を思い出して
『相合傘』
木洩れ陽が誘う
参道に紅ひとつ
ナナカマドの葉
風に吹かれたの
どこから来たの
空の色は水無月
木々は微笑んで
緑の葉を揺らす
陽の光が照らす
誰かの落とし物
いつか思い描いたものが
カタチになってゆくなら
キャンバスに美しい色を
心が見るもの感じたもの
穏やかでありますように
優しさで溢れますように
歌うように語り合うこと
お互いを尊重し合うこと
呼ぶ声に耳を傾けること
目覚める時が来ています
世界を作るのは自分です
『未来』
スキマの時間に
バックには一冊
カバーをかけて
スカイブルーは
Cからはじまる
いつもの書店で
可愛いあの子に
着せてみたいな
レザーのカバー
オルテンシアの
鮮やかな青色が
私を呼んでいる
『好きな本』