長編映画を作っています
監督はボク主人公もボク
誕生の場面よりスタート
ラストはハッピーエンド
それだけは最初に決めた
エンドロールが流れる時
ボクはきっと涙で溢れて
名前が見えないだろうな
だから出会う人皆んなに
心の中で感謝を伝えてる
もうさ悪役している人は
演技力がもの凄いんだよ
嫌いになるからね本当に
スクリーンで防御してる
でもボクは知ってるんだ
演者全員が愛の存在だと
ボクが満たされたのなら
心がまるくなったのなら
悪役はもう必要ないのさ
『特別な存在』
人間が愚かなことをしていても
成長の途中であると大きな愛で
見守っていて下さるでしょうか
失敗してもまた起きればいいと
優しい言葉を下さるでしょうか
全てが美しくもあり儚くもあり
どんな出来事も必要であったと
私には素晴らしい人生なのだと
道を振り返りながら思うのです
どこか満たされない
思いを抱えているの
独りじゃないんだよ
同じ空間にいるのに
孤独を感じているの
ボクが見ているキミ
キミが見ているボク
本当はね寂しかった
素直に言えたのなら
どこへ向かってるの
どこを向いているの
ボクらの見る未来は
『ふたりぼっち』
キミが嘘をついた夜
月が妖しい光を放ち
花が一輪凍えていた
可哀想なことをした
あの夢を見なければ
美しく咲いていたの
時の狭間で揺れてる
想いは青い炎となり
静かに煙を燻らせた
ボクはただ見ていた
花と炎と煙の向こう
『夢が覚める前に』
知らないことがたくさんあるんだ
知りたいことがたくさんあるんだ
いつまでも聴いていたくなるんだ
キミの奏でる音は空気を振動して
ボクの心の中に伝わってくるんだ
この世界も悪くないそう思うんだ
『胸が高鳴る』