繰り返す繰り返す
誰かにされたこと
良くも悪くもある
インプットしたら
アウトプットする
大人をみて育つよ
子供は美しい瞳で
正義って何色なの
大きく広げた枝を
無下に切らないで
叫んでいるのにさ
聞こえていないの
籠の中にいる鳥は
飛び方を忘れてる
本来はみな愛の姿
悪循環を捨て去る
変えてゆく変わる
『不条理』
男の子は我慢するんだって
強くないと駄目なんだって
女の子を守れないんだって
お母さんがいつも怒るのは
こころを鍛えてるんだって
好きなことをさせないのは
しつけ、って言うんだって
どんなオトナになるのかな
こころは大きくなるのかな
『泣かないよ』
翼を大きく広げ
抱きしめるから
もう怖くないよ
独りじゃないよ
眠りにつくまで
ずっとこのまま
深く呼吸をして
夜が長いのなら
空に虹を架けて
捧げるよキミへ
砂時計を星屑に
耳元で子守唄を
そっとおやすみ
大好きなキミへ
『怖がり』
言葉の中に
散りばめた
無数の輝き
掌に乗せて
風を待った
変わりゆく
時代の流れ
見えずとも
確かにある
夜が明ける
『星が溢れる』
涙が零れ落ちるとき
心が溢れ出していた
美しい感情のひと雫
最期を見つめる先は
複雑に絡まった糸が
鮮やかな色を放って
ゆっくり解けてゆく
清らかな瞳で生まれ
過ごしてきた日々を
回転する木馬に乗り
ゆらゆらと見つめる
どんな人生でしたか
最期を見つめる先は
『安らかな瞳』