キミが嘘をついた夜
月が妖しい光を放ち
花が一輪凍えていた
可哀想なことをした
あの夢を見なければ
美しく咲いていたの
時の狭間で揺れてる
想いは青い炎となり
静かに煙を燻らせた
ボクはただ見ていた
花と炎と煙の向こう
『夢が覚める前に』
知らないことがたくさんあるんだ
知りたいことがたくさんあるんだ
いつまでも聴いていたくなるんだ
キミの奏でる音は空気を振動して
ボクの心の中に伝わってくるんだ
この世界も悪くないそう思うんだ
『胸が高鳴る』
繰り返す繰り返す
誰かにされたこと
良くも悪くもある
インプットしたら
アウトプットする
大人をみて育つよ
子供は美しい瞳で
正義って何色なの
大きく広げた枝を
無下に切らないで
叫んでいるのにさ
聞こえていないの
籠の中にいる鳥は
飛び方を忘れてる
本来はみな愛の姿
悪循環を捨て去る
変えてゆく変わる
『不条理』
男の子は我慢するんだって
強くないと駄目なんだって
女の子を守れないんだって
お母さんがいつも怒るのは
こころを鍛えてるんだって
好きなことをさせないのは
しつけ、って言うんだって
どんなオトナになるのかな
こころは大きくなるのかな
『泣かないよ』
翼を大きく広げ
抱きしめるから
もう怖くないよ
独りじゃないよ
眠りにつくまで
ずっとこのまま
深く呼吸をして
夜が長いのなら
空に虹を架けて
捧げるよキミへ
砂時計を星屑に
耳元で子守唄を
そっとおやすみ
大好きなキミへ
『怖がり』