大切な人のお祝いに
お花をよく選びます
自分へのご褒美にも
お花をよく選びます
ひとつひとつを見て
輝いて見えるものを
束にしていくのです
花は癒しの力があり
寄り添ってくれます
花瓶に入れる前には
茎の根元を水の中で
少しだけ、切ります
長持ちする秘訣です
花は優しさのエッセンス
愛を全て分け与えてから
静かに眠りにつくのです
「花束」
涙の理由は聞かないで
ただ側にいて欲しいの
キミは我儘な女性だね
最上級の褒め言葉だよ
ボクは外を見つめてる
キミは下を向いたまま
大体の事は把握してる
泣きたいだけ泣いたら
顔を上げこう言うのさ
……お腹空いちゃった
ごはん食べに行こうよ
キミは我儘な女性だね
いつも振り回されてる
ころころ変わる表情に
『スマイル』
生まれてから出逢ったひと
影響をあたえてくれたひと
思い浮かぶ全ての出来事が
学びのシナリオであるなら
様々な感情を味わったこと
有り難いことと思うのです
経験したい事は其々にあり
何を学ぶか知っているのは
自分自身だけだと思います
生命は自分のもののようで
生かされてるとも思います
命に限りがあるとしたなら
今の自分の置かれた環境で
できることを精一杯したい
そんなことを思った朝です
『どこにも書けないこと』
教室にある時計は気まぐれ
あの先生の授業のときだけ
ゆっくり時間が過ぎてゆく
だんだんまぶたが重くなる
あの先生の声が遠く小さく
隣りの子がガタと音を立て
私は、ぱちりと目を開けた
あの先生の瞳が私を見てた
私眠ってた?話聞いてたし
その時にチャイムが鳴った
今日の授業は随分早かった
教室にある時計は気まぐれ
あの先生の授業のときだけ
『時計の針』
正しさってなんだろう
そんなこと考えていた
考えるのを辞めたとき
心に嘘をつかないこと
ふわりと浮かび消えた
押し込めた感情がある
黒いシミみたいなもの
長く持たない方がいい
溜め込まない方がいい
小さなうちに伝える事
わたしへ伝えたいこと
『溢れる気持ち』