唇を指先でなぞって
体温を確かめてみる
心の在処が分かるの
フラれるのはキライ
だからフッてあげる
猫のように爪を立て
ルージュで染めるの
鮮やかな紅が好きよ
別れの言葉は私から
『kiss』
豊かな水があり
豊かな緑があり
美しい空気の中
調和して生きる
当たり前なんて
あるのだろうか
未来に繋げる為
今できることは
『1000年先も』
雪のしたで眠っています
春の訪れを待っています
あなたがくれたこの花は
小さくて可愛い花が咲く
空の色を携えて
海の色を携えて
真っ先に春を祝福するのです
わたしは思い出すのです
あなたからの愛の深さを
風に揺れる花を見つめて
『勿忘草わすれなぐさ』
ゆらゆらり
月に腰掛け
夢を見てる
星が降る夜
君を見てる
近くになり
遠くになり
届きそうで
届かなくて
子供のまま
夢を見てた
さようなら
いつかまた
大好きな君
『ブランコ』
終着点はあるのだろうか
人生は長いのか短いのか
志半ばで終えたくはない
あなたに会えたその時は
死期を意味するのだろう
あなたは質問するのです
「何を大切にしましたか」
『旅路の果てに』