風が問いかける
木々が微笑んで
紅い葉を揺らす
ステップ踏めば
心は晴れやかに
悲しい出来事は
長くは続かない
空を見上げたら
青が澄んでいた
さあ顔を上げて
いつの日だって
ステージにいる
さあ手を取って
今日という日を
最高の舞台に!
『踊りませんか?』
誰かが主張する倫理と
自分の中にある常識と
これくらいというのは
どのくらいをさすのか
何が間違えているのか
そもそも正解はあるか
いつの日か空に投じた
羽根となり舞い降りた
人は人を見て感じ取る
自分の思いを理解する
そんな人に出会えたら
そんな人となるのなら
『巡り会えたら』
受け入れ難いことに直面したとき
仲間内に裏切られたと感じたとき
築き上げた塔が少し傾きはじめた
ボクの知らないキミの顔を知った
宝石箱の中の煌めきを追いかけて
共に笑い共に泣いて過ごした時間
ボクにとってかけがえのない日々
キミにとってもそうだったはずだ
この塔はね簡単には崩れないんだ
共に歩いた軌跡が塗り固めている
キミからの言葉を引き出すために
ボク達は此処に集まってるんだよ
たったひと言それだけでいいんだ
キミの美しい心を見たかったんだ
『奇跡をもう一度』
ゆうがたにさく
あさにさよなら
ゆうがおのはな
たそがれぐさは
なにをおもって
さいているのか
だれをおもって
とじてゆくのか
はかなきおもい
よるにあずけて
『たそがれ』
幾つもの夜を越えて
ボクは作られてゆく
今日生きていたこと
心が動いていたこと
平和で過ごせたこと
幸せを見つけたこと
それは奇跡の連続で
当たり前でないんだ
いつもの朝を迎える
ボクはこう願うんだ
『きっと明日も』