砂浜で光った
海から贈り物
耳に近づける
波の音静かに
歌うよう囁く
ふわりと吹く
イタズラな風
スカート揺れ
波は揺らめき
キミは煌めき
寄せては返す
思いは何処へ
誰かの砂の城
泡となり儚く
夏の終わりに
忘れ物探して
『貝殻』
ねぇキミ今日さ
何かあったの?
顔に書いてある
なんて冗談冗談
キミにとっては
小さなことでも
打ち明けてみて
チリ積もったら
火山噴火するよ
これほんとだよ
我慢はあかんよ
とはいえボクも
仏の顔何度って
ほぼ毎度だよね
いやいやいーや
何でもないです
話し聞きますよ
ボクでよければ
『些細なことでも』
燃やせ燃やせ
真心を持って
明るく照らせ
自分を照らせ
他人を照らせ
黒色を燃やせ
心音を響かせ
光りは大きく
絶やさぬよう
慈愛を忘れず
優しさを持て
どんなときも
心の色を見よ
『心の灯火』
今夜は少しお疲れなんです
気付いてないフリをします
もう寝ちゃったりしますよ
けして嫌いなわけじゃなく
何の情報も入れたくないの
そんな時はありませんか?
明日には必ず返信をします
たぶん睡眠で回復するはず
とりあえず8時間眠りたい
カビゴンのお腹で眠りたい
ではみなさまも良き夢を♡
『開けないLINE』
少し背伸びをして
マリリンみたいに
眠る前に数滴纏う
想像より強かった
ヒールを切るのは
流石に出来ません
モンローウォーク
狼には気をつけて
今夜はまあるい月
好きな香はきっと
好きな人に似てる
幸せな朝を迎える
記憶は香る仄かに
『香水』