眠っているのか
起きているのか
生きているのか
心は何処にある
知っているのか
泣いているのか
叫んでいるのか
胸に手を当てて
日々聞いてみよ
激動する時代を
生き抜くために
『目が覚めると』
ありがとう
おかげさま
おだやかに
すこやかに
日々の生活
ありがたい
ボクの中の
当たり前は
なんだろう
あたりまえ
あるのかな
そのうちに
わかるかな
『私の当たり前』
あ!目玉焼きは醤油派です
ガス灯のやわらかな橙色が
心の奥にじんわり沁み込む
時間は忙しなく流れるのに
この景色は何も変わらない
いつも此処にあるのは憂い
微かに立ち込める潮の香が
思いを一層強く感じさせる
誰かが置き忘れた哀しみも
静かにそっと心を濡らして
嗚呼今日も僕はこの世界を
『街の明かり』
天の川
ゆらゆら
笹の葉
さらさら
星の色
きらめき
星たちがかけた魔法は
時のながれを遅らせて
永遠の色をした長い夜
会いたくて会えなくて
待ち侘びたふたりへの
甘くはかない贈りもの
『七夕』
ともだちとは
きがついたら
となりにいて
わらいあって
ふざけあって
たすけあって
たかめあった
しんゆうとは
かなしいとき
ともにないた
どんなときも
いつもそばで
ささえあった
わたしたちは
おとなになり
ちがうみちへ
いろあせない
あのひのこと
こどものまま
かぜにのせて
『友だちの思い出』