夜に小さく窓を開ける
冷んやりした風と共に
カエル達のリサイタル
星が流れていないかと
確認して眠りについた
好きな人と見上げた空
友達とふさげあった夜
どんな夜空の星よりも
美しかったと思うのは
あのちいさな町の景色
遠い記憶の中のページ
『星空』
あんなこと
こんなこと
どんなこと
みえてるの
よのなかの
うそまこと
かみさまは
そばにいて
にんげんを
みているよ
そのいろを
みているよ
しんじてる
しんじない
しんじつは
きみしだい
『神様だけが知っている』
そこのあなた!待って下さい
ゆっくり歩いていきましょう
偶然にも同じ道を進むなんて
私たちって縁があるんですね
大丈夫ですよ怖がらなくても
光へと続いている道ですから
適当なこと言っていませんよ
まあエビデンスは無いですが
感情に任せて急ぎ足ではなく
周りをよく見渡して歩く方が
転ばない、それだけの事です
いつも穏やかにいきましょう
すこし休んでもいいんですよ
あなたの気持ちが要なんです
『この道の先に』
朝ボクが開けたカーテンを
おそく起きたキミが閉める
ねぇ夏の紫外線は女の敵よ
日に焼けるのは一大事なの
家の中こそ気をつけなきゃ
ふたり薄暗い部屋で朝食を
遮光率99.9パーセントの傘
SPF50の日焼け止め必須
サングラスにマスク、手袋
完全防備のキミは出勤する
日光でビタミンD補給する
のも大切なのにと思いつつ
見送り後カーテンを開けた
今日も蒸し暑くなりそうだ
『日差し』
夜に遊ぶ風の子
植物の愛のうた
子供達の空模様
美しい色の文字
箱から流れる嘘
言葉の中の真実
鏡に映るわたし
わらってますか
こちらとあちら
あなたのきもち
『窓越しに見えるのは』