香音

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6/30/2023, 8:15:05 PM



      
       
      あいたいな あえるかな
      うんめいの あのひとに
      あえたなら わかるかな 
      わかるよね わかるはず
      ちがったら どうなるの
      なんとなく きいてみる
      かみさまは こたえない
      わたししか わからない
      このいとは なにいろだ
      
      
    
             『赤い糸』

6/29/2023, 6:21:50 PM


      
      歩き出したわたしの一歩
      何処を目指して歩くのか
      人間の心の中にある裏表
      どちらを前面に出すかは
      わたしに委ねられている
      全て自分で選んでいる道
      人生は楽しむためにあり
      人生は喜びのためにあり
      時に悲しい事があるのは
      こころを大きくする為の
      登り坂の道かもしれない
      人生は長いようで短いか
      それならば見たい世界を
      歩んで行こうじゃないか
      自分に優しく人に優しく
      今この時の美しい景色を
      わたしの心に焼き付ける

      澄み渡る青い空を見上げ
      キミも修行の道なのかと
      夏にある雲に問いかけた
      
       
             『入道雲』

6/28/2023, 9:17:11 PM



    
     
     砂浜で見つけた貝を耳にあて 
     打ち寄せる波の音を思い出す
     日に焼けたいボクは真っ赤で
     キミはどんなときも真っ白で
     秒で登れるかきごおりの青色
     ビー玉のカラフルが水に浮ぶ
     ジリジリと刺すような太陽は
     もくもくの雲をじっと見てる
     蝉時雨蝉時雨、蝉時雨蝉時雨


     ボクは思う

      浴衣のおんなのこ 万歳!


                『夏』





               
     

6/27/2023, 7:30:56 PM


      

     ぼくがいまたっているのはここ
     ゆめみるこどものどこでもドア
     とびらのむこうはなにがある?
     のぞいてみたいのぞきたくない
     ドアスコープがこちらをみてる
     のぞくだけならいいんじゃない
     おかあさんはおひるねしている
     にんじゃのフリしてしのびあし
     そっととびらへちかづいたとき
     むこうがわからとびらがあいた
     おかあさんがなにかをさけんだ
     ふりむいた、そのときにぼくは

       

         『ここではないどこか』

  
   ゆめからさめたぼくのゆめのおはなし
           
             

6/26/2023, 6:53:40 PM



         
      君と出逢い 握手をして
      君と別れて 手を離した
      出逢う時は ときめいて
      別れる時は かなしくて

      夏の日のこと蝉が鳴いた

      運命の悪戯なのか
          心が交差した日

      縁の切れ目はあるんだね

      必要ならば また会える
      心のどこかで信じている


      月日は流れ 季節は巡る
      あの日のままの君が心に


       君よ!
        いつの日かまた
            旅の途中で
      

        『君と最後に会った日』

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