あいたいな あえるかな
うんめいの あのひとに
あえたなら わかるかな
わかるよね わかるはず
ちがったら どうなるの
なんとなく きいてみる
かみさまは こたえない
わたししか わからない
このいとは なにいろだ
『赤い糸』
歩き出したわたしの一歩
何処を目指して歩くのか
人間の心の中にある裏表
どちらを前面に出すかは
わたしに委ねられている
全て自分で選んでいる道
人生は楽しむためにあり
人生は喜びのためにあり
時に悲しい事があるのは
こころを大きくする為の
登り坂の道かもしれない
人生は長いようで短いか
それならば見たい世界を
歩んで行こうじゃないか
自分に優しく人に優しく
今この時の美しい景色を
わたしの心に焼き付ける
澄み渡る青い空を見上げ
キミも修行の道なのかと
夏にある雲に問いかけた
『入道雲』
砂浜で見つけた貝を耳にあて
打ち寄せる波の音を思い出す
日に焼けたいボクは真っ赤で
キミはどんなときも真っ白で
秒で登れるかきごおりの青色
ビー玉のカラフルが水に浮ぶ
ジリジリと刺すような太陽は
もくもくの雲をじっと見てる
蝉時雨蝉時雨、蝉時雨蝉時雨
ボクは思う
浴衣のおんなのこ 万歳!
『夏』
ぼくがいまたっているのはここ
ゆめみるこどものどこでもドア
とびらのむこうはなにがある?
のぞいてみたいのぞきたくない
ドアスコープがこちらをみてる
のぞくだけならいいんじゃない
おかあさんはおひるねしている
にんじゃのフリしてしのびあし
そっととびらへちかづいたとき
むこうがわからとびらがあいた
おかあさんがなにかをさけんだ
ふりむいた、そのときにぼくは
『ここではないどこか』
ゆめからさめたぼくのゆめのおはなし
君と出逢い 握手をして
君と別れて 手を離した
出逢う時は ときめいて
別れる時は かなしくて
夏の日のこと蝉が鳴いた
運命の悪戯なのか
心が交差した日
縁の切れ目はあるんだね
必要ならば また会える
心のどこかで信じている
月日は流れ 季節は巡る
あの日のままの君が心に
君よ!
いつの日かまた
旅の途中で
『君と最後に会った日』