なんとなく そばにいて
なんとなく てをつなぎ
なんとなく キスをして
なんとなく みつめあう
ともだちか こいびとか
キミにきく こたえない
まあいいか どちらでも
そらをみた ふるのかな
まあいいか どちらでも
こんなひも あっていい
『あいまいな空』
キラキラと
はじけて飛んだ
夏の夜の
花火のように
なりたくて
わたしは
今日も
雨を呼ぶ
『あじさい』
スキキライ スキキライ
好きな気持ちは伝えたい
嫌いな気持ちは内緒だよ
本当は皆大好き愛してる
そんな人間を目指してる
でも何故なの分からない
ココロの奥で叫んでいる
キライと思うこの気持ち
正確には苦手なんだけど
人間の修行はまだつづく
『好き嫌い』
アスファルトに映るネオン街の煌めき
ボクの心にも容赦なく雨は降りつづく
キミの存在はこんなにも大きかったと
ボクの人生に居なくなってから気付く
アルコールの力を借りて忘れようとは
脳内の住人の思考は随分と浅はかだな
この長雨に打たれてすべての悲しみを
洗い流そうとこれまた短絡的な思考は
キミと出会えたこの街で終止符を打つ
ただそれだけのことだったはずなのに
ネオンの灯りが妖しく光るこの場所で
キミとの物語の始まりを思い出すのだ
『街』
さがしものはみつかった?
こころのなかでかくれんぼ
とびらのかずがありすぎて
どれがいいのかわからない
しばらくあけずにいたなら
かたまってあかなくなった
とびらすらみえなくなった
さがしものはなんですか?
はやくみつけてつかまえて
いまこのときの
わたしのきもち
『やりたいこと』