この星であなたの愛を忘れえぬ
身体に刻むの 生きた証を
ふわふわり
たんぽぽの綿毛のように
柔らかな風に乗って旅をする
穏やかな波の音に抱かれるとき
ただ耳を澄ませる
木々の間を通り抜けるとき
その風の色を感じる
空に天鵞絨色のカーテンがかかるとき
最初に私を呼ぶのはどの星か
すっきりと目覚めた太陽がダンスをしている
鳥たちが庭で軽やかに朝を告げる
甘い蜜はどちらでしょうと
白い蝶がこちらを見ている
地球はいつも語りかけている
生命の豊かさに気がつけるように
今日もわたしは風に乗る
遠くの街へ
目を瞑り少し遠くまで旅をしよう
忘れたいこと
辛かったこと
失敗したこと
起きてしまったことは
変えられないけれど
気持ちはいつでも
変えることができるから
私たちは旅人
今日は月が美しい夜です
さあ 涙をふいて
歩き出すタイミングは
自分だけが知っている
重たい荷物はもう要らない
今 胸にある夢を抱いて
軽やかに進むのみ
自分の道は自分でつくる
誰かと同じなんて まっぴらごめんさ
こころが大きくなろうとするときに
痛みを伴うことはあるけれど
苦しいことのその先は
必ずや
幸多き未来へと繋がっている
あなたと出逢う為に
たくさんの命が待っている
歩くのに疲れたときは
その大きな翼をひろげたままで
ゆっくりと休んで
それからまた歩き出せばいい
どうぞ忘れないでいてね
勇敢なあなたへ届きますように
キミは今過去の苦い想い出に別れを告げて
新しい一歩を踏み出したんだ
流れゆく雲にお日様包まれて
泣いている顔のあなたに似ていて