ふわふわり
たんぽぽの綿毛のように
柔らかな風に乗って旅をする
穏やかな波の音に抱かれるとき
ただ耳を澄ませる
木々の間を通り抜けるとき
その風の色を感じる
空に天鵞絨色のカーテンがかかるとき
最初に私を呼ぶのはどの星か
すっきりと目覚めた太陽がダンスをしている
鳥たちが庭で軽やかに朝を告げる
甘い蜜はどちらでしょうと
白い蝶がこちらを見ている
地球はいつも語りかけている
生命の豊かさに気がつけるように
今日もわたしは風に乗る
遠くの街へ
2/28/2023, 12:10:50 PM