Undertale,『夢が醒める前に』
フリスクが地下世界からみんなを救って,数週間がたった。オイラ達モンスターは陽の光を浴びて新しい世界に馴染めてきた。
「……おっと、フリスク。どうしたんだ?」
「ホットドッグでも食ってくか?」
『……。』
相変わらず無口。ま、オイラはアンタと長い付きだから、何を言いたいかわかるぜ。
「"今までありがとう"?」
どういう意味だ?
……あぁ、理解した。
やっぱり、お前も同じなんだな。
「…また会おうぜ。」
「その時は、こんな会い方じゃないんだろうな。」
せめて...この夢が醒める前に……
" お前さんともっと居たかったよ"
なんて、ワガママだろうか。
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今回はデルタではありません。
Undertaleから、サンズで
お題『夢が醒める前に』
から、書いてみました。
Deltarune,『胸が高鳴る』
今,ボクは思いもよらない人物に恋をしている。
そう…クラスの不良とも言える...
"スージィに!"
ボクだってこんな事起きるはずはないと思った、いや、そんな想像も出来なかった。
しかし、あの妙にリアリティがある夢をみてからという物、スージィに特別な感情を抱くようになった。
それまでスージィの事をただの不良だとおもっていたが、以外にそんな事も無いのかもしれない。
クリスやノエルとも楽しく話しているように見える。
……認めよう。ボクはスージィに恋しているということを。嗚呼スージィ...
ボクはきみを見る度……
"胸が高鳴るよ!"
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短くてすみません。
今回はバードリーで
お題『胸が高鳴る』から書いてみました。
解釈違いでしたら申し訳ありせん。
Deltarune,『不条理』
ガシャン、
カルタス城で、最も暗く、不気味な牢屋にその音は響き渡った。
牢屋に入った 道化師は、可笑しそうに不可解な笑いを"かつて"の相方にむけた。
『ウェーンヒッヒ,ウェンヒッヒ,悲しいネ,悲しいヨ,』
『もっと皆とアソビたかったヨ、』
「……あんたはそこまでして何を伝えたかったんだい?」
道化師にむけて,彼女は問う。
『この世界はゲーム。たった今から,自由の身なのは、このワタシだけ。』
『不条理なこのセカイで、たった一つの、』
"決定的な事実"
『ソレは変わりません、今も、これからも。』
彼女はその意味の分からぬ応えに大きなため息をついた。
「聴くだけ無駄かね、ま、しばらくは此処に居ることになる、その間にアタマを冷やしたらいいさね。」
『…いずれ訪れる。更なる"CHAOS"が。』
"この不条理なセカイに"
その声は、何処にも届くことなく、無情にも暗い牢屋の中へと消えていった。
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初投稿。
Deltarune、ジェビルが投獄されたときのお話しを
今日のお題『不条理』から書いてみました。