甘え過ぎちゃったみたい
彼は本当に優しかったの
私がダメにしちゃったみたい
ごめんなさいね、なんて言わないから
許さないでねいつまでも
そしていつか忘れてくれればと思うわ。
悲しくなってきたわ
彼の優しさには驚くのよ
本当は思い出してくれると嬉しいの
ごめんなさいねって言いたいのよ
でも思い出は思い出よ
心のささくれみたいなものなの。
夢にあなたが現れたわ
忘れられないのは私の方みたい
ずっとわかってたのよ、だって。
ごめんなさいの変わりに一つだけ
赤い葡萄酒に例えるなら若すぎたの
私の好みなんだけど。
時間はゆっくり流れるの
生き急ぐ程に消えずにいる
馬鹿な女って最悪だわ
ごめんなさい本当に愛してたわ
あなたは何も悪くないのよ
でも最後にごめんよだなんて
それ以来あなたとのLINEは開けない小説
巡り捲るだけの小説
私たちが歩けば残る足跡
それがやるせねえんだよ
今日のカフェラテはいつもより軽い
中身の話ではなく味わいのことだ
風味は薄いが今朝の雰囲気には合っている
なんのこっちゃな話だが
今日に対する今日初めての感想です
幸せの予感しかありません、そう思いませんか?
そう思いながら窓から海を眺める
時刻は5時8分
外はすでに明るく山の陰から太陽が出てこようとしてる
休みの日はこうしてゆっくりと日の出を待つ
朝日が一瞬パッと光って海面に一本の道を作る
波に揺られ炎の道のようメラメラと輝く
暗黙のルールがあるかのよう辺りは静寂に包まれる
その時間を使って私は瞑想する
やがて陽が登るにつれて炎の道は白く細く
輝きは失わぬまま海へと溶けてゆく
それを合図にしてるかのように風が吹き始め
木木が揺れると小鳥が目覚め囀り始める
波が防波堤に打ちつけると
今度は海猫たちと蜩が鳴き始める
早朝の儀式を終えようやく私は今日を始める
太陽が海へと沈むまで
ずっと視界にモヤがかかっているみたい
晴れ空の下でも先が見えない
心にはいつも雨が打って墜ちて
重苦しい大気が冷えきった私にのしかかる
一羽の鳥が飛び立つのをみた
あなたのように力強く生きてみたい
なにもかもを置き去りにして
ここから身一つで飛び立ちたい
気持ちよさそうだな
私に出来るかな
なにが怖くて怯むんだろう
失う事なんて怖くないのに
新しい世界への期待
それに反した不安かな
空模様を視てはまた、立ち止まる
置いてくモノと置いてかれるモノ
どうしてどちらも悲しく聞こえるのだろう
心の健康
映画を観る、本を読む、マシンに乗り出掛ける
旅に出る、酒を飲む、海に突っ込む、山に登り山頂から景色を眺める
音楽を聴く、誰かと話す、好きな人に会う
セックスをする、睡眠を摂る、公園に出掛ける
1人の時間を創る
人それぞれ心の健康を養う術はまだまだあるかと思います
中には心が不健康になどならぬと言う人もいるかも知れませんし心が健康でない方が良いと思う人もいるでしょう
なんにせよ人は誰と居ようが居まいが支えようが支えられようが1人で生きてゆくものです
人は人の人生に責任は持てません、それが親であっても人生のパートナーであっても自分に起こる事は全て自分の人生に起きた事象なのです
誰かに助けてもらう、選択を委ねる、見て見ぬふりをする
その様では後々、人のせいにしてしまう
ケリは自分でつける
その為に人は1人で生きてゆくもの
少し話が逸れたような気もしますが
心の健康とは孤独な人もそうでない人も
1人で生きる力を持っておくことだと思います
それに気付いた時からでも