心からの本当を吐き出すことを

今日だけ、許して

誰か！誰か居ませんか！

そう叫ぼうとしたけど、やめた。
ここはどこだろう。いや、何処でもいっか

――…いっそ、このまま

いつも、すぐ近くで聞いていた。
いつも、その足音で安心していた。

そんなお前の音が今はもう、
見えない。

遠い足音。
遠い背中。

―いつか俺も追いついてやるから

永遠なんて、ないけれど
永遠なんて、ないからこそ

貴方が、僕の全てである貴方が。
明日も、明後日も。ずぅーっと！

笑顔でいられる、そんなセカイであって欲しい。

そんな綺麗事を僕はただ、心から願ってる。

涙の理由

それを聞いても、君はただ
"分からない"そう言って無理やり笑顔を作るだけ。

こんな時にも笑顔を見せようとする君が、
僕は怖い。

…いつか、僕の前から消えそうで
…いつか、こわれてしまいそうで