2/8/2026, 4:03:32 PM
『ウサギ耳の青年』
冷たい風に揺れる ピンクのバニー ネットワークに滑り込む 触れた気がした 柔らかい手 それは不可抗力 穴があったら入りたい 多分、むこう一週間 関係者も立ち入り禁止だ ああ、寂しくて泣いている
ウサギ耳の青年が涙を落とした
2/2/2026, 10:37:04 AM
『草地のやくそく』
できることなら 決めごとはなるべく少なく
草地で暮らす生き物たちには できるだけ優しく
それらのことを『愛』という言葉でまとめるのは
どうにもナンセンスなんだ だから私はやくそくしたい 朝露から輝く光の粒たち 一人ひとりと
1/30/2026, 2:26:38 PM
『伝書鳩』
紫の煙とともに おじいさんは泳いでる 飄々と空っぽの現代を行くのだ 誰かの恨みをかって 鴉になって 電波塔で会議を開く やりきれない 本来、私は伝書鳩 恋人に手紙を届けよう
1/15/2026, 1:55:26 PM
『イメージ滑走路』
羽根が揺れ動き明星 想像力が滑走する 暗闇に見えたその場所には 数多に暮らしの風景 私は安心する
点と線がむつじあい 独りじゃない 朝が来た
1/11/2026, 2:27:05 PM
『冷たい骨』
口をあんぐり お墓の隣りで欠伸した 抜けていくのは魂か それともただの空気かな 他人が避けて通るような 冷たい感覚が心地よい まだしばらく 孤独を楽しもう 少しばかり考えごとがあるからさ