2/1/2024, 4:53:18 PM
『ぶら下がり式』
ブランコの鎖が錆びている 蟻が落下する 地面が割れて時間ができる 人々もそこに落下する ぶら下がって飛び降りて ある人は創作のために またある人は自身の価値のため ぶら下がって飛び降りて
2/1/2024, 11:31:20 AM
『帰宅困難の詩』
砂漠に浮かぶ骨たちが 家路をどんより照らしてる
あってないような入り口 なんだかあり過ぎる出口
彷徨ったら途方の果てだ スリルなんて勘違い
帰りたくても帰れない 舌先が地獄の味がする
1/30/2024, 2:59:09 PM
『物言わぬギフト』
時にギフトは話さない 君の帰りを待つだけだ
太陽が7回以上 昇って落ちた 椋鳥が終わりを告げる 一度終わって初めから ほら地球が再誕するよ
ギフトが君の元へ歩いていくよ
1/29/2024, 2:33:25 PM
『仲良し』
仲良しが一緒に歩く 灰色の斜面で風になる
合言葉は水玉模様 飴細工が汗をかく 寝っ転がろうか草むらで きりぎりすは調子っぱずれ 明日は雨が降りそうだ
1/28/2024, 2:53:38 PM
『玄関』
玄関 ちょっと薄暗い玄関 外は晴れ だけどやっぱり薄暗い玄関 ドアを開ければ 外の世界へ
光と暗闇どっちとも言えない 考えてみればふしぎな
せかい