天坂えみる

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3/15/2023, 12:44:20 PM

          『満天』
星々は狂おしいくらい煌めいて 夜空の妬みを埋めていく 心のしこりが心のこり そんなのどうでもよくなって 楽器を奏でたい夜がやってくる 植物博士は宴が好きさ モノマネ子猿はすでに眠たげ みんなの星を認めあって 輝き合いひとつになっていく

3/14/2023, 3:34:15 PM

        『麝香猫の夜』
奥深い眠りから醒めた朝 窓の雫と蜥蜴の亡き骸
しゃがみこんでみつめる先は 今しか見れない新世界
空想好きの私はいつも ペンとノートを片手に持って
生きてる証を残そうと 足掻くように詩を書いた
この詩は私の糞そのもの 読んでもいいし捨ててもいい いつのまにか夜がまた来る 麝香の匂いで何故だか私は目が冴える

3/13/2023, 3:37:38 PM

         『隣の芝生』
隣の芝生が青すぎる 眩しくて呼吸を忘れた5分間
ほのかな走馬燈を見た 倒れ込んだその先は天国によく似た地獄 非情なようでどこか優しい この感覚を忘れられない 止むに止まれぬ隣の芝生の覗き見よ

3/12/2023, 4:21:31 PM

        『好奇心ガール』
栗鼠の冬支度のように知識を溜め込む 膨らんだ頬は
まるで風船 飛んでいけ地球最大の興味の対象のもとへ 知識じゃ君に追いつけない なぜ?どうして?
答えはマルチシナリオだ なぜ?どうして?
胸の高鳴り高気圧 かと思えば低気圧 君を知りたいあたしはいつも 浮き沈みが激しくて 気づけば無人島に不時着してる ああ、今日もか 今日もか

3/11/2023, 5:16:09 PM

        『ほころび』
なんでもない日常は 真綿のようだ 胸がきゅっと締めつけられて 夜の深い場所でただ一人膝を抱えている 世界はまだ終わりません 朝は必ず来るでしょう
優しさが窮屈になったらどこへいけばいい?
海や空が『あなたは大丈夫だから』と言ったら なにを信じればいい? 堤防に立つのは難しくってすぐに脚がよろけてしまうのです

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