6/29/2025, 5:01:19 PM
『青く深く』
頬に涙伝ってた頃の
あなたの哀しみだけ
少し遅れて届いたよ
私は夢中で窓を開け
空を見つめてたんだ
あまりに青く深くて
さらに向こうにまで
一筋の真っ白な雲が
途切れなく続いてた
6/28/2025, 8:20:06 PM
『夏の気配』
夜に
蝉の鳴き声が
夜中に聴こえている
幻聴っぽいな
すきなのか‥
朝に
紫陽花は
わが身にたえかねて
うなだれている
元気だしなよ
わかるけど‥
6/27/2025, 9:26:06 PM
『まだ見ぬ世界へ!』
なんて言おうか
どう言おうか
言いたくないな
こまったこまった
右の指と左の指が
ちがうリズムを刻む
あした朝のこと
その午後からのこと
一週間あとのこと
来月の終わり頃のこと
6/26/2025, 10:33:59 AM
『最後の声』
いつの間にか
最後の一行だけを
捨てるようになった
話は簡単だ
そこに、
自分がいるんだ
いずれ捨てては
いられない呻き声
6/25/2025, 11:39:07 AM
『小さな愛』
押し花のペイジを
そっとひらく
ときめきの香り
キラキラとした想い
あぁ..遠くに行かねば
明日へ、もっと明日へ、