書く習慣アプリを再開してみて
思うことがある
昔よりも人が増え 作品が増え
全てに目を通す事が難しくなった
みんなの投稿を読む を押して
表示される作品の数々
私はそれも " 巡り逢い " の1つだと思っている
1度見逃してしまうと
再び探し当てるのがとても大変だからね
ー巡り逢いー
私が知りたい
今までは、ひたすら夢に向かって生きてきた
ただ前だけを向いて、脇目もふらず
ひたすら先を目指してきた
けど、思ってた将来どころか
ここがどこかも分からなくなっていた
前を向いてたはずなのに、
遥か後方の、良く分からない場所へたどり着いていた
成りたかった自分は、成りたかった夢は、手にしたかった希望は──
無残にも、何も残っていなかった
正しいと思って握りしめてた地図
それも風化して、どこかへ消えてしまった
光もない、方位磁石もない
目の前の道だって見えないのに……
これから、どこへ向かえばいい?
どこへ向かえばいい?
誰か、教えてくれ
ーどこへ行こうー
母親に育児放棄された、まだ目の見えない乳飲み子
生まれて間もない我が子を持つ母親に、その子を預けた
母親は、我が子同然に母乳を与え、優しく頭をなめ回す
他の兄弟も、別け隔てなく接する
母犬はスゴい
どこの誰とも分からない子にも、躊躇なく優しく接し、
食事を与え、他の兄弟と別け隔てなく愛情を注ぐ
犬兄弟もスゴい
姿模様は違えど、他の兄弟と別け隔てなく接する
血は繋がってないと知った時、
人間は、生まれてから死ぬまで、それを容易くできるだろうか
改めて考えると、母犬の愛、犬兄弟の愛は、
とても偉大で素敵だなと思える
ーbig love!ー
ハラハラと舞う桜
音もたてずに ひっそりと
満開に溢れた思いを 胸に秘め
あなたに やっと伝わったんだと 言わんばかりに
ゆっくり ゆっくり 散り去りゆく
あなたが 泣いて寂しがらないように
ーささやきー
「君、名前は……? 僕は──」
公園でばったり出会った、同じ制服の人
同級生なのか、下級生なのか
はたまた、先輩かもしれない
けど、声をかけずには居られなかった
同じ背格好、同じ髪
瓜二つとしか思えない出で立ちは、他人とは思えなかった
「ぼ、僕は、シンジって言います! 聞いたこと、ありませんか?」
「……シンジ?」
顔を傾げながら、考えに耽っている
最近の記憶を巡らしてるのか
それとも、過去の遠い記憶を遡ってるのか……
しばらく間が空いた後、僕の目を見て、ハッとした
「シンジって、幼い頃に生き別れた、あのシンジか?」
未だに信じられない
血が繋がってたとはいえ、長い間、会えなかったのだから
「大きくなったな! 今、何年生だ?」
「高二になります 失礼ですが、君は?」
「俺は、高三 ってことは、俺が年上だな!」
めちゃめちゃフレンドリーに話す君
初対面の兄弟とはいえ、こんなにも親しくなるものだろうか
生き別れの兄弟
長い間、話も出来なかったのに
その後も、初対面とは思えないほど、話は弾んだ
ー君と僕ー