7/19/2022, 9:47:09 PM
〈視線の先には〉
無数の人影
自分はずっと口を噤んでいる
彼らには何も言ってはいけない
必ず自分が間違いだからね
皮肉じゃあない。事実。
視線の先、視線の後ろ
無数の人影、無数の人影……?
自分だけが、やはり、間違いなのだね。
7/18/2022, 4:14:56 PM
〈私だけ〉
私だけ醜い。
私はすぐに他人を見下すのだ
心の奥底で黒い渦が不断に回転している。
その底無し沼に気がついたとき
私は自分に失望した。
「私……お前は、クソなんだな」
これから先、
肺と肺の間に、
ずっしりとしたモノを抱えながら、
私は、他人を褒めて、彼らに笑って、
彼らと良い関係を結んで……
あ、あ、ごめんなさい、と、言わないと。
「許してください。私だけは嘘吐きなのです。」
7/14/2022, 6:00:14 PM
〈目にしているのは〉
ぼやと共に始まったわたしの世界
ふわふわと覚束ない足取りで
少し霧が晴れるにつれて
鈍い紫色の染みが浮き上がる。
鮮明な世界では染みが浮き上がり、消え入り
休まる間も与えられず
ただただ藻掻く。
淡い毒色でフィルタリングされた世界には
合金。
6/26/2022, 12:00:24 PM
〈君と最後に会った日〉
覆われた笑顔を思い描いて
目も合わせられず
声もかけず
横目に見て。
6/24/2022, 3:04:13 PM
〈1年後〉
わーわー騒ぐアラーム音。
ああ、もう!
はやく起きなさい!
なんて、まだ言われていそう。
一限取らなきゃよかった!と言って、
ため息混じりに
はやく行きなさい。って。
今にも小躍りしそう!
そんなお話を毎日聴いて、
毎日わくわくして。
課題だって、自分の好きなもの。
苦じゃあないさ!なんて。
みんなが見れない特別なものを
たまーにでいいから見て
帰って活き活きと話すんだ
また物思いにふけって
それでもいつでもふふっと笑って
わくわくしながら眠るんだ。
アア、理想。