秘密の場所
それは身近な場所かもしれない。
素の自分を創り出した場所をそう呼んでるのかも知れない。
子供の頃に憧れた秘密基地。
大人になって偶然見つけた自分以外知らない場所。
何方にせよ心が不思議と安らぐ場所なのは変わりない。
秘密の場所か、、、
場所と呼ぶべき場所では無いがある意味そこの空間が
好きも含まれるなら木の上かな、、、
えっ?木を登るのかと思ったかも知れないが子供の頃の話である。今は体力が著しく低下しもはや不可能に近い状態なためやめておく。
子どもの体力は正直無限大だと思う。
何故小さな身体ながら大人以上の力が出せるのか未だ
不思議に感じる。
それはそうと話がそれすぎたので戻るとする。
幼き頃、友達と木をのぼりそこから見える景色を楽しむ遊びが密かに流行っていた。
木々がゆれる音、低学年の子達の走り回る音や先生が
子供達を呼ぶ声など些細な日常の一部かもしれないが
幼き私の目にはとても新鮮で見る景色全てや自然な音
も心が落ち着く不思議な感覚だった。
その感覚がとても好きでいつしか1人でその場所に行き木々が揺れる音を聴きながら目を閉じる時間も増えていった。
今では淡い思い出と化すが大人になった時でもときどき思い出し密かに微笑む時間が出来た事を過去の私に感謝し新たな日常の彩りを探すために行動していこうと思っている。
風が運ぶのも
自然の力は偉大だ。
気候によって湿度や温度が変わるだけでなく風の向きや強さが変わる。
当たり前に自然と過ごしているが自然が猛威を振るえば人間なんぞ一溜りもない。
さて今回のお題は風が運ぶのものか、、、
1番初めに思い浮かんだものは雲、渡り鳥の大群などだ。
雲は風が必要不可欠で常に一定の強い風力で運ばれてる状態じゃないと天候が大きく左右されるのだという。
私も専門家じゃないが学生の時、化学の授業でほんの少しだけ習ったことがある。
一方で渡り鳥の大群は風の向きを上手く使い季節に応じて過ごしやすい場所へと移動していく。
その光景はまさに風の使いなだけあって見応えがある。
他にも綿毛や人の噂話など目に見えるものとそうでないものもある。
いい噂も悪い噂も平等にという何とも後味は悪い。
だがそれだけ相手に注目されてると考えればほんの少しだけ気が楽になるのではないだろうか。
世間は生きていれば風当たりが強い時が多くある。
時に牙を向き自分自身を失いかける時だってそう珍しいことではない。
そんな時こそ風向きの悪い気流を否定するのではなく
鳥の大群のように風を上手く活用してみる。
風のように変幻自在に変化して心地の良い居場所を
自分自身で造る。
また上昇出来ないと思った場合は新しい環境を見つけ
新たに身を置くのも正しい使い道だと感じる。
私も困難にぶつかった時はしなやかに風と共に
生きてみたいと感じる。
約束
指と指を結ぶ 約束。
口で将来の期待を寄せ願う 口約束。
拳を合わせてお互いに相手の成功を願う約束。
指輪など相手への敬意と誓いをたてる 約束。
どれも未来や今後に向けて切実な願いを人それぞれの形でみんな祈っている。
叶うかどうかは分からないが叶えようとする固い意思がありどれも素敵だと感じる。
あっ、言い忘れていたが大切な時間という約束を破る輩
は言わずもがな論外である。
しっかり痛い目に合えばいいと強く思う。
気の合う仲間や大切な人との約束も大事だけど自分自身の心を傷つけない約束も無視せずに叶えたいものだ。
これを読んでくれた貴方へ私から些細な約束事である。
ひらり
段差をおりた時の服裾の揺れ。
木々が季節に合わせて落ちる様。
たった3文字でここまで繊細さを掻き立てられる
言葉は他にあるだろうか、、
かと言って現代は忙しなく動いているのも事実で空なんぞ見上げる暇もないし情報過多な箱を見るのも考えものである。
だが何かに行き詰まった時、漠然とした不安がある時
必死に脳で絞り出した答えに落ち着くのではなく
空を見上げてぼんやりとした応えを捜してみるのも一理あるのではないかと私は思う。
さて、ワシは明日娘の学習発表会があるので今から
衣装を徹夜で作らなきゃならない。
何で今言うのだろうか。
母親が作ってくれた衣装だと嫌なのかのぉ、、、
まあいい、愛しの可愛い娘のお願いだ。
叶えてやれないこともない。
「カタカタカタカタカタ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ところで明日の学習発表会での役は兎だと聞いておるがどうしても天使の羽根を付けてくれとお願いされておる
だいぶミスマッチだと思うが可愛い娘が喜ぶ顔が見れるならなんでもいいわい。
誰かしら?
あんなに家でははしゃぎまくって元気なのに
人前ではモジモジと下を向いて私の後ろに隠れる
可愛い子は誰なのかしら?
「ほら〜挨拶は?」
「┏○ペコッ」👩)≡サッ!!|_・)
でもそんな所も愛おしい。
そのままの貴方でいて。
ずっと続けばいい。
この瞬間も貴方はすくすくと成長する。
いつか私の手を離す時が来る時までは守らせてね。
この話が場を和ますタカラモノになるまで、、、