とーる

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12/20/2024, 2:25:59 AM

あなたに会えない日々が続く
寂しさは募るばかり
あなたはそんな私の気持ちに気づかない
あなたはあなたのやりたいようにやればいい
あなたには日々を楽しく幸せに過ごしてほしいから
だけど時々私だってワガママを言いたくなる
あなたと一緒にいられる時間を求めてしまう
口には出さないけれど
表情にも出さないけれど
ただ静かに、遠くからあなたへの思いを募らせている
寂しくて仕方がない
会いたい気持ちは会えない期間が長ければ長いほど強くなる
好きで好きで仕方がない
あなたのことを考えているときだけは幸せな気分になれる
けれどそれが終わるとき、私はその幸せの何倍も苦しくなる
現実と違いすぎる私の妄想がもたらすのは幸せと寂しさ
それでもやめることができないの
あなたが私に寂しさを感じさせるから
あなたが悪いんだよ
こんなに幸せで寂しくて苦しい思いを私にさせた罪は重いんだよ
お願いだから、いつか私のそばに来て
今の寂しさが報われるくらいの幸せを頂戴
その日まで、私はいつまででも待つよ

8/11/2024, 1:33:58 PM

麦わら帽子をかぶるのなら、ひまわり畑に行きたい
一緒に行くのは、もちろん君がいい
赤いリボンのついた麦わら帽子がいいかな
どこかで見つけた、憧れの麦わら帽子
合わせるお洋服は黄色のワンピースがいいと思うんだ
君の好みかどうかはわからないけど
気に入ってくれたら、いいな…なんて

8/11/2024, 8:32:32 AM

いつまでもゆらゆらと揺られていたかった
車窓を流れていく景色に見とれていたかった
乗降する人々の姿をぼんやり眺めていたかった
少し離れたところに座る君の姿を時々見つめていたかった
そんな何気ない、かけがえのない時間は永遠には続かない
あっという間に過ぎ去っていった
次が終点だ、と車内に流れるアナウンスが知らせる
荷物をまとめだす人
席から立ち上がりつり革に手をかける人
あぁ、みんなバラバラになっていく
なんだか切なくなった
でも私もここを出なくてはいけない
膝の上においていたリュックを背負い
ゆっくり席を立ち目の前のつり革に手をかけた
さらさらと流れていく景色がだんだんゆっくりになっていく
現実にぐっと引き戻される、大嫌いな感覚
逃げたくなってちらりと後ろを見やる
スマホに夢中な君の姿
けれどその目には何も映っていないようだった
すごく疲れたようなその無表情の向こう側で
君はどんなことを考えているんだろう
ゆっくりとブレーキがかかり、やがて、止まった
警告音とともにドアが開き、ぞろぞろとみんな駅のホームへ出ていく
私もゆっくり出口へ歩みを進める
眠たげな目を擦りながら立ち上がり
周りに流されるように歩き出す君
その後をさり気なくついて行ってみる
ほんのり、甘い香りがした

6/30/2024, 12:50:25 PM

君の左の薬指と
私の左の薬指
繋ぐものが赤い糸でありますように
あまり綺麗とは言えない自分の左手を眺めて、そんなことを考えた
ハンドクリームとか、ネイルオイルとか
少し自分の手に気を遣ってみようか、なんて

6/23/2024, 8:50:18 AM

何もしなかった日を積み上げていく
毎日を作業的に過ごしていく
日常を消費していく
何者にもなれなかった私が今日もまた増えていく
そこら中に転がっている私のカタチをした何かがまた増えていく
触れればサラサラと砂のように崩れていきそうで
光の宿らない瞳に映る自分が恐ろしくて
私はそれから少し離れたところに縮こまって
いつまでもそれを見つめている
ただ、ただそれを見つめ続けている
いつまで、続くのだろうか
終わりの見えない日常が
私に終わりのない恐怖だけを与える
そうしてまたもう一つ、私が増えた

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