9/7/2025, 11:05:47 AM
107日目
雨に濡れた君の肌は艶めかしくて
髪から滴る雫は尊いものに思えた
その口から発される言葉は
雨に吸収されていつもとは違う響きをし
天女の生まれ変わりかのように思えた
同じ世界の住人だと確かめたくなって
隣にいる君にそっと手を伸ばした
8/27/2025, 2:05:32 PM
106日目
大人しいね、自分の考えはないの?
なんて聞かれても何も言葉が出てこない
でもそれは意見がないからじゃない
言いたいことは確かにここにある
だけど言っていいのかがわからないのだ
誰かを傷つけてしまうかもしれない
自分にこの主張をする権利があるのかがわからない
そんなことが頭を巡って今日も言葉を飲み込んだ
8/25/2025, 11:47:20 AM
105日目
あと一歩進めば追いつくのに......
そう思ってたからどれほどの時がたったのだろう
今日もまだ僕は追いついていない
それもそのはずだ
進んでいるのは僕だけじゃないのだから
君もあの子も誰だって少しずつ進んでいく
だからこそあと二歩進む努力が必要なのだと思う
8/24/2025, 10:31:07 AM
104日目
久しぶりに足を踏み入れたそこには
見知らぬ光景が広がっていた
逃げるように街を去ってから20年
再開発により建てられたビル群
なくなっていた行きつけのカフェ
思い出はどこにも残っていなかった
あぁこんなにも時が流れたのか
これなら僕に気づく人はもういないだろう
そう思った瞬間
「○○か?久しぶりだな!」
そんな声が聞こえた
8/22/2025, 1:37:12 PM
103日目
スカイブルーに心が踊り
茜色に思いを馳せる
月白に言葉を乗せて
Midnight blueの静けさに浸る
そして曙色の暖かさに眠りにつく