”世界の終わりに君と“
さあ!世界が終わるとしたら
君は僕と何がしたい?
オシャレなレストランで
美味しい食事をする?
夜の海で一緒に花火をする?
友達全員に会いにいく?
君は何を望むかな?
もちろん、僕が一緒にいる体で
僕が望む事は何だろう?
僕は世界の終わりに君と
笑顔で楽しくおしゃべりをしてたいな…
ナンテネ
ただ、遠くから君を見ているだけの
僕のちっぽけな望み
いつか君が僕に振り向いて
くれるように
いい男になってやる!
“誰にも言えない秘密”
大人になるにつれ
一つまた一つと
秘密が増えていく気がする
大した秘密ではないけれど
人には言えない事
なぜだろう?
別に大した人間でもなく
秘密にする事でもなく
誰かに話しても
きっと笑い話ですむ話し
だけど誰にも言えない秘密が
一つだけある
家族にも言えない秘密
私には昔
結婚を約束した人がいた事
二度と会えない人
その人を今でも愛している事
私の初恋
毎年一年に一回
誰にも知られずに
お花と貴方が大好きだった
赤ワインを持って
おしゃべりに行く事
誰も知らない貴方と私の
デートの時間
この気持ちは
誰にも言えない私だけの秘密
貴方がくれた指輪をはめて
きょうも一年に一度の
デートに行く
“狭い部屋”
毎朝同じ時間に目覚ましが鳴る
そして毎朝同じ時間に家を出る
毎朝同じ時間の同じ車両に乗り
毎日決まった時間に会社に到着
だからほぼ何かが無い限り
会社に遅刻した事はない
決まった同期とお昼を食べて
毎日決まった仕事をこなす
時には作り笑いなんかして
特に身体が疲れる事はないが
その決まった日常の中で
心の中に蓄積されていく
まるで部屋の隅っこに溜まっていく
ホコリ達のように掃除されないまま
蓄積されていく
これが巷で言う”ストレス“なのか?
ただ疲れた身体を癒してくれる
私の小さなワンルーム
私は狭い部屋だが
ここで過ごす時間が好きだ
だから私の心のホコリ達が
蓄積されないように
今日は隅から隅まで掃除して
溜まったホコリ達に
サヨナラをしよう!
”無垢“
今日は朝から快晴
ちょっと長めの散歩に行こう
“何処に行きたい?”
私は愛犬ポチに話しかけた
ポチは思いっきり尻尾を振った
”言ってる事がわかるんだね“
ポチは私の唯一の相棒
私が仕事で落ち込んだ時も
私が彼氏に振られた時も
いつでも黙ってより添ってくれる
ポチはいつも無垢な瞳で
私を見つめてくれる
“ポチ!大好きだよ”
私もそんな無垢な心を
取り戻す為に
今日もポチと笑顔で
散歩に行こう!
“終わりなき旅”
50歳になり自分の人生を振り返る
山あり谷ありの人生
出逢いや別れ
本当に波乱万丈な人生だった
今では良い経験だ
その時はもの凄く辛くて
逃げ出したい事もあったが
逃げ出さなくて良かった
なぜなら、心が強くなったから
これからは折り返し
笑って最後を迎えられるように
”最後の日までにやりたい事“
を書き出そう
波乱万丈、かかって来い!
私の”終わりなき旅“は
まだまだ続く