全て壊れてしまいそうなんだ。この世界も、心も存在も。この世界には僕ときみの2人だけなんだ。
僕のことを知っているのはきみだけだった。僕に戸籍はなかった。だから、きみが僕を知っている事だけが僕がこの世に存在した証拠だった。でもきみはいなくなった。
つまり僕は死んだ。この世に存在しないのだから。生きているのに存在しない。不思議だけどそれが今の僕。
きみはどこに行ってしまったんだろう。最後に会ったのはいつだったかな。どれだけ時間が経ってしまったんだろう。僕が覚えているのは、きみの誕生日と、名前だけ。
名前を呼んだら、きてくれるかな。でも、存在しないのにどうやって会いに来てくれるんだろう。もう会えないのなら、僕がきみを探しに旅に出るよ
繊細な花は好きです。
パッと見ただけで花だとわかるような単純なお花も好きだけど、繊細な、枯れているお花が今は好きかな。
どんな花も萎れて終わるね。でもその過程までが美しい。どんな花も結局それだけだけど。
1年後をテーマにして何かと書こうとした。
だけど何も思いつかない。自分が薄っぺらい人間だということに気がついた。未来になにも関心が持てない。今はただ悲しい。分かっていることは、いつも誰かになりきっていること、そして結局は全て死で終わること。
悲しい人間というのは、生まれた瞬間から悲しみを持っていたのだろうか。それとも、悲しみは環境や遺伝によって生まれたのだろうか。
私が私である経緯を知りたい。どうして私は私なのか。
異常性癖について私はずっと興味がある。私が子どもの頃変なものばかり好きだったのは、生まれた瞬間からその性質を持っていたからだろうか。それとも環境や遺伝のせいだろうか。
もし環境や遺伝のせいだとしたら、人間は何にでもなれるの?もし生まれ持ったものなら、天使は天使として、悪魔は悪魔として産まれてくるの?私はそうではないと信じたい。
何を書きたいのか、言いたいのか、分からなくなった。
とにかく子供の頃は、変なものばかりが好きだった。
ある男がいました。その男は悩んでいました。他の人たちが楽しそうに暮らす中で、男は暗闇の中で生きていました。男はある若者に会いました。若者は花歌を歌いながら花束を持っていました。でも若者は病んでいました。彼は昨日死んだ妹のお墓参りに行くところだったのです。
男はカフェに入りました。すると威張っている老いた店員に会いました。彼はずっと怒っていて、いつも金だけを欲しがっていました。そのために何でもするような人でした。でも彼は病んでいました。だってお金を集めたって買うものがないのですから。