1/29/2024, 10:07:47 AM
「…ねぇ、」
「ん、なぁに?」
「好きだよ、君が…」
「…いやっ、君が好きな映画! 僕も好き…なんだよね。」
「ふふっ、嬉しい。」
あぁ、どうしてこの先が言えないのだろう。
〝I love…〟
1/24/2024, 10:08:14 AM
未来には絶対に希望の光があるから、なんて必死に信じて歩いているけれど。
その光があまりにも遠く、眩いものだから。
目の前にあるものが真っ暗で何も見えなくて、怖いんだ。
そんなに遠い場所で輝かないでくれ。
僕のこの手元を、ほんの少し照らしてくれるだけでいいんだよ。
〝逆光〟
1/19/2024, 10:13:05 AM
あれから何度、朝陽は昇ったのだろう。
卒業してしまえば、会える場所も会う理由もつくれなくなるの。
君は皆んなよりも早く登校するから、私も早起きして同じ時間に同じ道を歩いた。
君の背中を見つめながら、ゆっくりと歩を進めた。
次の信号よ、止まってくれと。
君の横に並ぶことが密かな幸せだったんだ。
今でもあの日々を感じたくて、わざとこの道を通ることがある。
もしかしたら君が居るんじゃないか、なんて思う私は馬鹿なのかもしれない。
それでも、君を想わせていて欲しい。
もう少しだけでいいから。
〝君に会いたい〟
1/19/2024, 3:44:39 AM
私自身、半年ほど前から日記をつけている。
その日に感じたことや見た景色など……様々なことについて綴っている。
どうでもいいようなことを書くこともあるが、深い思いを残すこともある。
その一冊は自分の歩みを表しているかのようで。
読み返すと辛くなる時もある。
「閉ざされた日記」ではなく「閉ざした日記」
そう。
意図的に自らその記憶に蓋をすることもあるのだと感じる。
〝閉ざされた日記〟
1/16/2024, 10:04:18 AM
騒がしくて、歪んでいて、黒い。
小さくて、脆くて、儚い。
この世界は、醜くて美しい。
〝美しい〟