1/15/2024, 1:22:42 PM
ぐるぐるぐるぐる。
そう、それは目まぐるしい程に。
ぐるぐるぐるぐる。
でも、実はのんびりなのかもしれない。
そんな風に、この世界は廻る。
〝この世界は〟
1/13/2024, 1:31:11 PM
どうか、このまま。
覚めることのない夢を。
醒めなくてもいい夢を。
見ていたい、ずっと。
……ずっと、か。
あれだけ昨日存在しないと謳ったのにね。
〝夢を見てたい〟
1/12/2024, 10:15:44 AM
「ずっと」なんて存在しない。
そんなこと解っている。
始まりが在れば、終わりが在る。
この世に始まりがないものは無い。
「ずっと」なんて言いながら、「限り」があるんだ。
それを解っていても。
人間は残酷にも柔らかな笑みを浮かべ、誓い合う。
孤独に瞳を揺らし、小さく願う。
始まっても、存在してすらもいない「ずっと」を。
〝ずっとこのまま〟
1/7/2024, 10:11:06 AM
雪、ねぇ。
辺り一面が純白で包まれるなんて、美しい以外に言葉は無いだろう。
はらはらと舞い落ちる雪の花弁が、僕の頬をくすぐる。
それはまるで、惨めな僕を慰めるかのように。
綺麗だね、と想いを交わせる人が隣に居ればいいのだけれども。
どうやら僕のこの心も、空っぽで真っ白みたいだ。
「純白の雪が降る。
降るなら積もってね、汚くなるだけだから。
そんなことを思った私はどんな顔してた?」
今宵の僕には可笑しいくらいに、この曲がお似合いだよ。
〝雪〟
12/24/2023, 2:03:14 PM
小さい頃はあのゲームが欲しいやら何やら、明確に欲しいものがあった。
サンタクロースに手紙を書いては、健気に返事を待っていた。
今の自分は何を望むのだろうか。
今宵何処かで鳴る鈴の音に、どんな想いを託すのだろうか。
恋人が欲しい、お金が欲しい、優れた才能が欲しい……どれも僕の願いだけれども。
「今日を生きて良かったと思える一日を重ねていけますように」
それが、今の心が叫ぶ願いなんだ。
〝イブの夜〟