Omothi

Open App
12/4/2023, 10:29:01 AM

目が醒めると「それ」は跡形も無く、去って逝く。
そうなることは当然だとわかっているつもりだが、少し寂しく、悲しく感じる自分が居る。

もしも、この二つが逆なら。
どんな景色が目の前に広がるのだろう。

広大な海だろうか。
それとも、花々の絨毯だろうか。
折角なら、この世界ではあり得ない光景に出逢いたいものだ。

広いようで狭く、呼吸の仕方も忘れるようなこんな世界ではない何処かへ。


〝夢と現実〟

11/27/2023, 10:09:40 AM

愛って何?
何をもって愛と呼ぶの。
何を愛と信じればいいの。
愛に心を預けていたいの。

だけど、それは気がつくと嫉妬や憎悪に変化して裏切ってくる。
本物の愛ってどんなものなの?

私のこの小さく震える心を暖めてくれる何かはあるのかな。
ほんの少しでもいい、その愛を頂戴……なんて。


〝愛情〟

11/25/2023, 10:20:06 AM

我々は知らない。
あの温もりも輝かしさも。
人間たちが希望の光とする太陽というものが、我々にとっては月なのだ。
陽光を浴びればこの身が滅ぶと本能的にわかる。
「ヴァンパイア」として抱える宿世だということは重々承知だ。
だが、もし我々の存在が消えるときが訪れるならば。
その眩い光の下で、踊るように散って逝きたい。


〝太陽の下で〟

11/21/2023, 10:18:44 AM

君が大好きなんだ。
堪らなく愛しいんだ。
その想いを僕がどれだけ伝えようと、君がその瞳に映すのはあの人なんだね。

僕には君を想うこの気持ちしかないのに。
僕は君を想うこの気持ちだけで生きていられるのに。

その心が届かないとなれば、僕はもう。


〝どうすればいいの?〟

11/19/2023, 10:03:19 AM

キャンドルにぽつりと灯る炎。
少しの風でも揺れるその様は、まるで私の心みたいだ。
だけど、意外にもその炎はなかなか消えない。

私のこの心の炎も消えることなく、消すことなく。
生きていけるのだろうか。


〝キャンドル〟

Next