夢を見たい
「将来何になりたいですか?」
小さい頃にこの質問をよくされた。
ケーキ屋、消防士、警察、お花屋さん。
たくさんの夢があっただろう。
でも、その夢が叶うかどうかはまた別の話だ。
夢。
夢と聞けば「将来の夢」か「寝ている時に見る夢」を思い浮かべる。
どちらも現実的ではない。
でも、将来のことは自分でどうにかするしかない。
自分の努力次第だ。
どれだけ望んだことが寝ている時に見れたとして、起きてしまったら忘れてしまうことが多い。
悲しいことだ。
少しでも幸せな時間をくれてもいいじゃないか。
どうして失ってしまうの?
現実を見ろってこと?
「将来の夢」「寝ている時に見る夢」。
どっちだっていい。
2つ共、僕が見て叶えたいもの。
夢だっていいじゃないか。
勝手に望んだっていいじゃないか。
現実から目を背けたい時に。
幸せな夢が見たい。
ずっとこのまま
私は友達が少ない。
常に警戒心丸出しで、人見知りだ。
そんな私にも少なからず友達がいる。
その人たちの前では私は心が開ける。
でも、高校生になると。
みんなバラバラの学校に行くことになった。
私は悲しかった。
これからやっていけないと思った。
こんな私に新しい友達ができないだろう。
またひとりの生活が始まる。
小学生にあがった頃。
保育園で仲がよかった子達とクラスが違った。
知らない人ばかりで、誰と仲良くすれば良いのかわからなかった。
けど気づけば、男子と過ごしていた。
女の子の友達がいないに等しかった。
いつからか、自分は男子なのか?と思う日もあった。
体は女なのに男子との会話に慣れて、口調も変わったり考え方が変わっていった。
それが不思議と心地よかった。
自分を見つけられた気がした。
女の『私』は偽りの自分。
けど、心の『僕』は本当の自分。
『僕』が苦しくなければいくらでも『私』を演じる。
そう思ってたけど、、そろそろ疲れたな。
私の性格は真面目。
僕の性格は気分屋。
今更変えることはできない。
変えたとしても「お前らしくないな」と言われるだけだ。
演じている『私』が幸せになるなら。
ずっとこのままでいっか。
寒さが身に染みて
冬なんてなくなればいい。
毎年そう思う。
寒いと思いたくないから。
手袋、マフラー。
外出の際、この2つは欠かせない。
10℃以上あったとしても、手袋はする。
親に手袋はいらないと言われてもつける。
それほど寒いのが嫌いなのだ。
体に寒さを感じさせたくない。
どこにいても寒さを感じるだろう。
けど、嫌なんだ。
寒さに体が包まれているような感じが。
寒さからは逃げられない。
逃げようがない。
体が震える。
体温を上げようとしてくれている。
ごめんね、寒い思いさせて。
僕が悪い訳じゃないのに謝ってしまう。
謝るのがくせになったのかな。
わからないけど、でもまあ、寒いのは嫌だな。
20歳
20歳になると、お酒が飲める。
20歳になると、タバコが吸える。
20歳になると、大人として認めてもらえる。
で?だから?
って感じだ。
体がどれだけ大人になろうが考え方が子供の人だっている。
大人だって迷子になる。
大人だって間違える。
人として産まれたのなら一生「人」だ。
男女で区別しないように。
あまり大人と子供を区別しない方が良いと思う。
例えば、とても幼そうな人がいる。
その人がお酒を飲んでいたら?
でも本人曰く、20歳以上だと言う。
こんなことも世の中にはたくさんあるだろう。
大人と子供を分けないといけないかもしれない。
社会を成立させるためには。
けど「大人だから」「子供だから」と考え方を指摘してはいけない。
そんな基準なんてどこにもないんだから。
これを読んでいる方、自分は大人だからと、考え方を変えようとしなくて良いんです。
自分は子供だからと、自分の意思を隠す必要なんてないんです。
僕は自分の意思を隠しています。今もずっと。
けど、後悔しかしてないです。
ただ苦しいだけです。
だから、あなたはあなただけの考えを持っていてください。
言える時に言わないと辛いだけですから。
三日月
空を見るのが好きだ。
日々表情を変える空。
見ていて面白い。
僕の1番好きな空は、夜空だ。
夜は星と月が見える。
キラキラしててとてもキレイだ。
星はあまり変わらない。
けど、月は変わる。
満月になったり、半月になったり。
三日月になったり。
月を見ていると掴みたくなる。
絶対に届かないのに、手を伸ばせば届く気がする。
満月の日はよく「今日って満月だよね」と聞く。
でも、半月や三日月はどうだろう。
同じ月でも満月に比べれば話題性がない。
光の量の問題だろうか。
考えても正しい答えに辿り着けない。
だけど、僕は好きだよ。
どんな形であっても。
僕は月が大好きだ。
いつも太陽の光で輝いている月がね。