彗星

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10/23/2025, 2:54:05 PM

無人島に行くならば、何を持っていくか。
よくある質問だ。
大抵の人間はライター、ナイフ、食料、水、スマホ。
ときには友達と答えるものもいる。
私は正直なんでもいい。
身一つあれば困ることもないだろう。
無人島で生活している者もいるのだから、何かをわざわざ持っていく必要なんてない。

皆さんは、無人島に行くならば何を持っていきますか?

10/1/2025, 3:01:13 PM

放課後、広いグラウンドとオレンジがかった夕日が私の心を今が永遠であればいいのにと思わせるほど美しく、満たされていった。

ガラガラ──
「あれ、まだ居たのか」
「直人…!部活終わり?」
「うん、恋雪は?」
「私は……勉強してた」
「へー、真面目だな。でももうそろ帰らないと先生に怒られんぞ」

青さをまだ忘れない夕焼けが、カーテンの隙間から彼の顔を照らす。
「うん、でもまだ勉強し足りなくて。」
「お前そんな真面目だっけ」
「失礼だなー笑真面目だよ」
「笑そっか、てか恋雪最近元気ない?」
「え、なんで?」
「いや、なんとなく。友達といるときもなんかぼけっとしてるっていうか」
「そうかなー」
「うん。なんかあったのかなって」
「うーん。そうだなー」
「?」
「…別に!なんにもないかも笑」
「ほんとか?」
「うん、考えてみたけどなんにも思いつかないし」

キーンコーンカーンコーン───
『あ、』
「鐘鳴っちゃったね」
「だな、そろそろ帰るか」
「うん…」
「?どうした?」
「いや、なんていうか」

彼と2人きりの教室は静かで、暖かくて、金木犀の香りが少し香る。
落ち着く空間で、なんだかこのまま二人で過ごせてしまいそうなくらい時間がゆっくりに感じた。

このまま、ふたりで______

「…」
「っ、おい、ばかっ…!」

カーテンが揺れ、私たちが影になる。
唇を重ねて彼の手を握った。

「恋雪っ、」
「……次また二人きりになっても、もうしないから」
「は…?」
「直人にこんなことして、許されないのはわかってる。だからもう、次こんな状況になってももうしない」
「…」
「ごめん、直人」
「……俺は、迷惑じゃなかった。」
「え、?」
「俺は恋雪のこと、ずっと、小さい頃からずっと──」

〈おーいまだ誰か居るのかー?もう下校時間だぞー。〉

冷たい風が金木犀の匂いと共に教室に広がる。
夕日は沈みながら、落ち葉を落としていく。

これは、秋の訪れなのかもしれない。

8/29/2025, 5:43:00 PM

心は雨でも
見た目は晴れ

心は傷ついても
見た目は普通

心の中の風景なんて

誰にも分からない。

8/6/2025, 3:19:41 AM

突然ですが、人魚姫のお話を貴方は知っていますか。

人魚姫は自分が恋した王子のために魔女と交渉を行い、声をなくしてまで人間の姿になり、魔女に危機を迫られるも結果的に魔女を倒し王子を助け、その王子と結ばれるというお話です。
これはハッピーエンドで、誰もが人魚姫の純粋で素直な気持ちに心が持っていかれるおとぎ話。

では、人魚姫にはもう一つのお話があることをご存知でしょうか。
王子は最終的に助けてくれたのは人魚姫ではなく別の娘だと思い込み、結婚します。人魚姫は王子と結ばれなければ海の泡になり死亡してしまいます。
それを悟った人魚姫のもとにナイフを持ったある女性たちが現れます。
そのナイフは、女性らが魔女と交渉し自分達の髪と引き換えに貰ったものだというのです。
そのナイフを使って王子を刺せば、また人魚姫は人魚に戻ることができるのです。

しかしながら、人魚姫は最愛の王子を刺すことなんてできずナイフを捨て、海に身を投げました。
人魚姫はそのまま泡となり二度と愛する人にも会えなくなり消えてゆくのでした。


皆さんは、人魚姫のように自分の身を投げ捨ててでも最愛する人を守り抜くことができますか?
「泡になりたい」この気持ちを持つことができるのは、一見、純粋な気持ちに見えるかもしれませんが自分の命よりも愛しているものを守るのは果たして本当に純粋な気持ちなのでしょうか───

7/20/2025, 6:06:50 PM

「今を生きる」よく聞くセリフだが、皆は果たして「今を生きている」だろうか。
「今を大事にする」そんな簡単なこと、と思うかもしれないがそんな簡単なことが我々にはできていない。
今を大事にするのが簡単なら、この世界はこんな風にはなっていないのだ。
私が疑問に思うのはなぜ皆は今という一瞬に生きているのに、大事にできないのかだ。
頭が悪いのか、私たちはこの「今」を理解することが出来ていない。
この文を読んでいる今、この内容を理解しようとしている今、目や手を動かしている今。
私たちは、この今を本当に一つ一つ理解できているのだろうか。
いいや、できていない。
なぜなら、一つ一つの行動に意味が無いと思っているからだ。意味を見出せていない私たちはこの「今」を、一瞬を、理解できない。
さあ、貴方は本当に「今を生きる」「今を大事にする」これができるのか。
"簡単なこと"です

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