NoName

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5/22/2025, 11:45:39 AM

-昨日と違う私

毎日同じだと思ってたら、
いつか痛い目見るかもよ

靴下に穴が開いてたり
転んで爪が剥がれたり

ささいな傷が重なって
明日の私ができていく

5/21/2025, 10:00:36 PM

sunrise

or

moonset

5/20/2025, 9:31:59 PM

空に溶ける

ソフトクリームの雲
ブルーハワイの雪山

5/19/2025, 11:01:52 AM

どうしても…
あの歌の続きを思い出せないの

夏の盛りにふたりで聞いた
トランジスタラジオの雑音と
死にかけた蝉の鳴き声

初夏の風が運ぶ
蝶々の影を
すこしだけ 追い越して

あのメロディーを探してくれる?

5/19/2025, 3:47:39 AM

-まって-

「まって。ラーメンにお湯注ぐ」
アンがいつになく真剣な顔をするから、先に昼食をなんとかすることにした。
僕にだって心の準備が必要なのだ。
アンの目線がポットに注がれている。
水の音だけが沁み入る静寂。
これは、かなり深く悩んでいるようだ。
「で、何がそんなに気になっているの」
「…あたしって、そんなに火星から落っこちてきたように見える?」
アンが勇気を振り絞って、震えた声をあげる。
彼女の春雨スープはそろそろ食べられるはずだけど…今は眼中にないらしい。
「……いや、それを僕に聞く?」

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