やさしくしないで
時には優しさを受け取ることも大切なんじゃないかな?
隠された手紙
3年前、小学校の卒業式の時、この桜の木の下に埋めた私の好きな人への想い。もう、諦めようと思ってこの気持ちを封印しようとしたんだ。
でも今、その木の下へ来ている。なぜかって?
あの時大好きだった彼にその話をしたら、
「みたい‼︎‼︎」って食い気味に言ってきたから(笑)
私はもう会うことのないと思っていた、隠されていた手紙
との再会を果たした。
バイバイ
私は一日の中で友達と喋りながら帰る帰り道が一番好きだ。
今日はみんな部活がなくて一緒に帰れる日で、学校で起きた事、好きな人の話、たくさんの話に夢中になって話していた。
気づいたらいつもの交差点だった。私たちはみんなここの分かれ道で別れる。楽しかった時間はあっという間で少し寂しい。
「「「じゃあね!」」」
「バイバーイ!」
(はぁ〜、一緒に帰れるのまた一週間後か)
「寂しいの?」
突然、君の声がした。
「えっ……もしかして声に出てた?」
「うん。」
「…まあそうだね、寂しいかな」
「じゃあ、また明日一緒帰ろ!」
「あれ?部活は?」
「明日も休み〜。だから一緒帰ろ〜!」
「ふふっ、ありがと」
そして君はにかっと笑って、、、
「バイバイ!」
「!バイバーイ!また明日!!」
明日が楽しみだ!!
旅の途中
ボクは世界を旅する。2人の友と一緒に。
ボクはちょうど二年前に、この旅を始めた。あの頃は1人で1人なりに楽しんでいたのだけれど、、、。
とうとう、世界を一周回ってしまったんだ。
そしてやりたいこともなく、適当にそこら辺を彷徨っていたら
2人を見つけたんだ。
それからボクらは3人で新たな旅を始めた。
1人の友人は飛ぶのが苦手だった。だから一緒に飛んだ。でも、その子は1人では見つけられないものを見つけることができた。
もう1人の友人は自分のことばかり話すような人だった。
…正直苦手だった。でも、ボクらが落ち込んでいたりしたら、一生懸命慰めてくれた。
いつのまにかボクは彼らのことが大好きになっていた!1人の寂しい旅が途中でとぉ〜っても楽しくてたまらなくなった。
自分や相手の短所を補い、補われることで自分が成長するし、今までよりももっと自分自身の旅が楽しくなる!
これがボクの旅!……旅は終わったって思ったでしょ!
何言ってるの?!
ボクの旅はまだまだ途中に過ぎないよ!
まだ知らない君
みんなが知っている君がいて、誰も知らない。
君でさえも知らない君がいる。
そんな知らない君を、君自身が見つけていくもの。
それが人生というものなのではないのか。
君の人生の終わりでやっと、
君の全てを知る事ができるはずだ。
知らない君を見つけたいのならば、最後までやり抜くべし!
これから(も)、たくさんの日々が、誰もまだ知らない君を一足早く見つけて、君の毎日が楽しくなりますように。